脱原発提案を否決 北海道電力株主総会 社長「再稼働不可欠」
(06/26 15:30、06/26 15:57 更新)北海道新聞
株主総会の会場に入る北海道電力の川合克彦社長(中央)と、議長を務める佐藤佳孝会長(左)=26日午前9時58分、札幌市中央区
北海道電力の株主総会が26日、札幌市中央区の東京ドームホテル札幌で開かれた。脱原発を求める株主提案を市民団体が行ったが、挙手による反対多数で否決された。泊原発(後志管内泊村)について北電は、原発新規制基準が施行される7月8日にも安全審査を申請する方針。川合克彦社長は「一日も早い再稼働が不可欠」と訴え、早期再稼働をめざす姿勢を強調した。
総会には午前9時45分時点で226人の株主が出席。午後0時40分ごろ終了し、開催時間は昨年より10分ほど短い約2時間40分だった。
北電の株主総会で株主提案が行われるのは2005年以来8年ぶり。提案したのは市民団体「脱原発をめざす北電株主の会」(渡辺恭一代表)。原発事業から撤退し、設備を国に譲渡することや、役員報酬を個別開示することを定款に新たに盛り込むよう求めていた。<北海道新聞6月26日夕刊掲載>
(06/26 15:30、06/26 15:57 更新)北海道新聞
株主総会の会場に入る北海道電力の川合克彦社長(中央)と、議長を務める佐藤佳孝会長(左)=26日午前9時58分、札幌市中央区
北海道電力の株主総会が26日、札幌市中央区の東京ドームホテル札幌で開かれた。脱原発を求める株主提案を市民団体が行ったが、挙手による反対多数で否決された。泊原発(後志管内泊村)について北電は、原発新規制基準が施行される7月8日にも安全審査を申請する方針。川合克彦社長は「一日も早い再稼働が不可欠」と訴え、早期再稼働をめざす姿勢を強調した。
総会には午前9時45分時点で226人の株主が出席。午後0時40分ごろ終了し、開催時間は昨年より10分ほど短い約2時間40分だった。
北電の株主総会で株主提案が行われるのは2005年以来8年ぶり。提案したのは市民団体「脱原発をめざす北電株主の会」(渡辺恭一代表)。原発事業から撤退し、設備を国に譲渡することや、役員報酬を個別開示することを定款に新たに盛り込むよう求めていた。<北海道新聞6月26日夕刊掲載>