大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

東電の再会談打診を拒否 柏崎刈羽の申請で新潟県

2013-07-11 18:00:00 | 原子力関係
東電の再会談打診を拒否 柏崎刈羽の申請で新潟県

原発の新規制基準に基づく柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査申請をめぐり、東京電力から申し入れのあった広瀬直己社長と泉田裕彦新潟県知事との再会談を県側が拒否していたことが9日、県幹部への取材で分かった。

県幹部によると、東電から8日「あらためて知事に会って説明したい」との電話があったが、県側は「同じ内容の説明は意味がない」と回答した。再会談の日時の提示はなかったという。

泉田知事は5日に県庁で広瀬社長と会談した際、東電が地元に説明しないまま申請を決めたことを厳しく批判し、物別れに終わった。

(2013年7月 9日)

第1原発井戸で放射性物質急上昇 3日間でセシウム90倍

2013-07-11 17:00:00 | 原子力関係
第1原発井戸で放射性物質急上昇 3日間でセシウム90倍


セシウムなど高濃度の放射性物質が観測用井戸から検出された東京電力福島第1原発=9日午前11時7分、福島県大熊町で共同通信社ヘリから
福島第1原発の海側の観測用井戸で高濃度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は9日、2号機タービン建屋東側の井戸で8日に採取した水から、1リットル当たり9千ベクレルのセシウム134と、1万8千ベクレルのセシウム137が検出されたと発表した。5日に採取した水と比べ、それぞれ約91倍、約86倍に急上昇していた。

福島県庁で記者会見した東電担当者は「濃度が上昇した理由は分からない。放射性セシウムを吸着した泥が水に混入した可能性もあり、水を再測定する」と述べた。海洋流出の可能性は「海水の検査結果と合わせて判断する」と述べた。

(2013年7月 9日)

原子力規制委、16日に初会合 安全審査で5原発に順位付けず

2013-07-11 16:00:00 | 原子力関係
原子力規制委、16日に初会合 安全審査で5原発に順位付けず

原子力規制委員会は9日、電力4社が再稼働に向け申請した5原発の安全審査について、16日と19日に初めての会合を開き、各原発の現状や課題をまとめる方針を明らかにした。

規制委事務局の原子力規制庁によると、両日は審査を申請した電力各社を呼び、過酷事故対策の設備や、地震、津波など自然災害の想定など、新基準の主なポイントについて質疑を交わす。データ不足などがあれば、追加調査を命じることもあるとしている。

規制庁幹部は「順番は経営問題に直結するので規制委側から明示しない。ただ新基準にしっかり適合している原発ほど自然と審査は早くなる」と説明している。

(2013年7月 9日) 共同通信

原発事故で鳥類や昆虫に異常も 日米研究者ら指摘

2013-07-11 15:00:00 | 原子力関係
原発事故で鳥類や昆虫に異常も 日米研究者ら指摘


8日、米シカゴで開かれた国際分子生物進化学会で、鳥類に異常が起きている可能性を報告する米サウスカロライナ大のティモシー・ムソー教授(共同)
【シカゴ共同】東京電力福島第1原発事故に伴って放出された放射性物質が、生物に及ぼす影響について考える国際分子生物進化学会のシンポジウムが8日、米シカゴで開かれた。日米の研究者らが、ツバメなどの鳥類やチョウなどの昆虫に異常が起きている可能性があると指摘し、さらに詳しい調査の必要性を訴えた。

米サウスカロライナ大のティモシー・ムソー教授は、1986年のチェルノブイリ原発事故後に、ツバメなどの羽毛の一部が白くなるほか、体に腫瘍ができるなどの異常が起きたと報告。

(2013年7月 9日) 共同通信

<原発>市民団体が抗議…再稼働申請

2013-07-11 14:00:00 | 原子力関係
<原発>市民団体が抗議…再稼働申請
毎日新聞 7月8日(月)12時8分配信

原子力規制委員会の入るビルの前で、原発の再稼働に反対し抗議行動をする人たち=東京都港区で2013年7月8日午前8時58分、手塚耕一郎撮影

 原子力規制委員会が入る東京都港区六本木のビルの前では午前9時前から、再稼働申請をする電力4社の地元で原発に反対する市民団体のメンバーら約80人が抗議。「再稼働反対」「大飯(原発)を止めろ」とシュプレヒコールを上げた。

 「原発さよなら四国ネットワーク」の事務局、大野恭子さん(61)は、四国電力に対して「今からでも遅くない。申請をやめてください。四国電力のみなさん、どうぞ古里や私たちの未来を守ってください」とマイクで呼び掛けた。

 市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」の共同代表、柳田真さん(73)も「新規制基準に抗議したい。福島原発の事故原因が不明なのに対策を取れるのか」と演説した。参加者らは、原子力規制庁の広報担当者に「新規制基準は住民の安全ではなく、再稼働を正当化するためのものだ」と訴える抗議声明文を手渡した。【馬場直子】

福島県の原発避難者15万人切る 福島第1原発事故

2013-07-11 13:17:18 | 原子力関係
河北新報
福島第1原発事故に伴う福島県の避難者が7月時点で14万9949人に減ったことが県のまとめで分かった。2012年6月に最多の16万4218人になってから、15万人を切ったのは初めて。
 避難者の内訳は県内が9万5853人で県外が5万3960人。残りの136人は所在が分からない。自主避難した人も含まれる。
 避難者の推移はグラフの通り。12年6月をピークに県内、県外避難者とも減少傾向をたどっている。
 県避難者支援課は「一部の避難区域市町村の避難指示が解けて住民帰還が促されたり、自主避難者の地元回帰が進んだりして避難者減につながった」とみている。


2013年07月10日水曜日

第1原発・海側井戸で60万ベクレル トリチウムで最大値

2013-07-11 13:00:00 | 原子力関係
第1原発・海側井戸で60万ベクレル トリチウムで最大値
福島民友新聞 7月8日(月)11時28分配信
 東京電力福島第1原発1、2号機タービン建屋の海側で採取した地下水から、放射性物質のストロンチウムやトリチウムが検出された問題で、東電は7日、護岸から約4メートルの観測用井戸で5日に採取した地下水から、トリチウムがこれまでで最高の1リットル当たり60万ベクレル(法定基準6万ベクレル)の高濃度で検出されたと発表した。
 この井戸からは6月28日の調査で43万ベクレル、1日の調査で51万ベクレルを検出、トリチウムの検出値は上昇している。東電は「(上昇の)要因については現時点では判断できない」としている。東電によると、トリチウムは自然界にも存在し体内に蓄積しにくいため、健康への影響は比較的小さいという。

原発に頼らない 森少子化相

2013-07-11 12:16:28 | 原子力関係
東京新聞
2013年7月10日 朝刊
 森雅子少子化担当相=似顔=は九日の記者会見で、原発の再稼働に向けて電力四社が原子力規制委員会に申請した安全審査に関連し「原発に頼らないエネルギー政策を目指すと(政府内で)主張したい」と述べた。
 森氏は「今回は再稼働というより、安全性の基準が示された段階」と指摘。所属する自民党福島県連が地域版公約に県内全原発の廃炉を書き込んだ点については「当然の主張だ」とした。

<原発>重要拠点、急場しのぎ…5原発10基、再稼働申請

2013-07-11 12:00:00 | 原子力関係
<原発>重要拠点、急場しのぎ…5原発10基、再稼働申請
毎日新聞 7月8日(月)11時39分配信
 「世界最高レベルの厳しさ」(原子力規制委員会の田中俊一委員長)という新規制基準に対し、電力会社は「安全策を講じてきた」と胸を張る。しかし、急場しのぎの対策も見られる。5原発10基の中では、対策の進展具合や敷地内に活断層がないことから、四国電力伊方原発3号機が、再稼働の第1候補として有力視されている。

 新規制基準では、福島第1原発事故で収束作業の拠点となった「緊急時対策所(免震事務棟)」の設置を義務付ける。申請した5原発のうち、完成したのは伊方原発のみ。残る4原発は未整備で、2015年度に完成するまで、既存の施設を仮設の緊急時対策所として使うなどで対応する計画だ。泊原発の再稼働を申請した北海道電力の酒井修副社長は8日、「最も新しい3号機の審査を優先してほしい」と語った。3号機の緊急時対策所は、1、2号機内の部屋を仮設利用する計画で、代替施設ができる14年3月までは両号機の停止を前提としている。

 このほか、敷地内に活断層が存在するかどうかもハードルになる。新規制基準では、活断層の真上に、原子炉建屋など重要施設を建てることを禁止。断層の調査対象も「12万~13万年前以降」から必要に応じて「40万年前以降」に拡大する。関電大飯原発では冷却用海水を送る重要施設「非常用取水路」を横切る断層が活断層かどうか、規制委の有識者チーム内で意見が分かれている。【岡田英】

原発事故で現場指揮/核心語らず 吉田昌郎元所長 死去

2013-07-11 11:15:23 | 原子力関係
東京新聞
2013年7月10日 朝刊
 東京電力福島第一原発事故の発生直後から現場指揮を執った元所長で東電執行役員の吉田昌郎(よしだまさお)氏が九日午前十一時三十二分、食道がんのため東京都内の病院で死去した。五十八歳。大阪府出身。葬儀・告別式は未定。
 吉田氏は一九七九年、東電に入社し、二〇一〇年六月に福島第一原発の所長に就任。一一年三月十一日の事故発生直後から現場の責任者として、事故収束に当たった。同年十一月に食道がんで現場を離れ、同十二月一日付で原子力・立地本部付に異動した。
 東電によると、吉田氏は事故後に七〇ミリシーベルトを被ばくした。緊急時被ばくの上限だった二五〇ミリシーベルトの範囲内で、東電は食道がんと被ばくの関連は極めて低いと説明している。
 事故後のテレビ会議を見ても、吉田氏は、現場の苦悩をなかなか理解しない本店幹部にずけずけ物を言う一方で、苦労を共にする所員や下請け企業の作業員への心配りは忘れなかった。現場での信任は厚かった。
 ただ、なぜ最悪レベルの事故に発展してしまったのか、所長として多くを知るのに、公式の取材には一一年十一月十二日に一回、応じただけだった。
 この時は、事故後の原発が初公開され、現地の対策本部がある免震重要棟で会見に応じた。「死ぬだろうと思ったことが数度あった」と事故直後を振り返った。
 取材時間はわずか十五分ほど。同席した細野豪志原発事故担当相=当時=が質問を遮る場面もあり、詳細は聞けなかった。直後に吉田氏は入院。本紙はこれまでに数回、吉田氏に取材を申し込んだが応じなかった。
 吉田氏は政府事故調の聴取に応じ、事故対応のほか、原子力設備管理部長だった〇八年に福島第一原発を巨大津波が襲う可能性があると試算していたのに、対策を取らなかった経緯も説明した。しかし、聴取記録は公表されていない。
「事故拡大防いだ」
菅元首相
 民主党の菅直人元首相は九日、東京電力福島第一原発の吉田昌郎元所長が死去したことについて、「本当に残念だ。大変なリーダーシップを発揮し、決断力を持って事に当たっていただいた。原発事故が拡大しないで済んだのは、吉田氏によるところが大きかったと思う」とコメントした。東京都立川市で記者団に語った。
「大変な努力した」安倍首相
 安倍晋三首相は九日夜、東京電力福島第一原発の吉田昌郎元所長の死去について「(原発事故対応で)大変な努力をされた。ご冥福をお祈りする」と述べた。民放番組の収録でコメントした。

冬前に1基でも再稼働=北海道電―各社、早期の審査要望

2013-07-11 11:00:00 | 原子力関係
冬前に1基でも再稼働=北海道電―各社、早期の審査要望
時事通信 7月8日(月)12時7分配信
 北海道電力の酒井修副社長は8日、泊原発1~3号機(北海道泊村)について「需給が厳しいので冬前に少なくとも1基でも再稼働できれば」との考えを示した。原子力規制委員会に再稼働に向けた安全審査を申請後、記者団に語った。
 同社は規制委に対し、比較的新しい3号機の審査を先行するよう要請。「効率的な審査をしていただければと考えている」と求めた。
 高浜原発3、4号機(福井県高浜町)などの安全審査を規制委に申請した関西電力の森中郁雄常務も「(審査終了を)なるべく早期にお願いしたい」と強調した。
 四国電力が審査を申請した伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は、再稼働の1番手とみられている。谷川進常務は「国の基準を満たしていると考えている。真摯(しんし)に精力的に説明したい」と述べた。
 また、発電電力量に占める原発比率が高い九州電力の吉迫徹副社長は「安定供給や電気料金で住民に迷惑を掛けないためには、原発の稼働が必要だ」と説明。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働について理解を求めた。 

福島第1 井戸水セシウム最大値 5日測定の90倍

2013-07-11 10:21:54 | 原子力関係
河北新報
 福島第1原発の井戸水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は9日、2号機近くの井戸から1リットル当たり2万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。セシウム濃度としては、これまでで最も高い。
 井戸水のセシウム濃度の従来の最高値は5日に測定された309ベクレルで、90倍近くに跳ね上がった。東電は「周辺の土が混入した可能性があり、再測定する」としているが、敷地の地下水で汚染が広がっている可能性も否定できない。
 井戸水からはこれまで、高濃度の放射性トリチウム、ストロンチウムは検出されていたが、セシウムは微量にとどまっていた。
 東電は「セシウムは土に吸着されやすく、水溶性のトリチウムと違って地下水から検出されにくい」と説明していた。


2013年07月10日水曜日

高濃度汚染水 海に拡散か 福島第一

2013-07-11 10:14:07 | 原子力関係
東京新聞
2013年7月10日 夕刊

 東京電力福島第一原発の海側の汚染監視用の井戸で、地下水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、原子力規制委員会は、原子炉建屋などにたまった汚染水が地下に漏れ、海にも拡散している疑いが強いとの見方をまとめた。十日の定例会合で東電に早急な対策を促した。 
 地下水の高濃度汚染は五月下旬以降続いている。八日に2号機の取水口付近で採取した水から一リットル当たり二万七〇〇〇ベクレルの放射性セシウムが出たのに続き、九日に採った水から同三万三〇〇〇ベクレルのセシウムを検出した。
 東電はこれまで、二〇一一年四月に2号機海側の立て坑から漏れた大量の高濃度汚染水が地中に残り、地下水で拡散していると説明していた。しかし規制委は、土が吸着したとされるセシウムの濃度が高い▽3、4号機側でも放射性物質を検出▽海水中の汚染も1~4号機の取水口すべてで高い-ことから、東電の説明を疑問視。建屋や地下のトレンチ(トンネル)にたまった汚染水が、新たに漏れ出して海洋への拡散が起こっていることが強く疑われる、とした。