検査終了証訴訟で二審も住民敗訴 大飯原発めぐり
国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、滋賀県の住民らが、定期検査終了証の交付取り消しを国に求めた行政訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は28日、訴えを却下した一審大阪地裁判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。
判決理由で矢延正平裁判長は「終了証の交付は、訴訟の対象となる行政処分には当たらず、訴えは不適法」と判断し、一審に続き門前払いした。
判決後、原告の熊谷直道さん(72)は「国と企業の横暴を認めた不公平な判決だ」と批判した。
原子力規制委員会は「これまでの国の主張が基本的に認められたと考えている」とのコメントを発表した。
(2013年6月28日)共同通信
国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、滋賀県の住民らが、定期検査終了証の交付取り消しを国に求めた行政訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は28日、訴えを却下した一審大阪地裁判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。
判決理由で矢延正平裁判長は「終了証の交付は、訴訟の対象となる行政処分には当たらず、訴えは不適法」と判断し、一審に続き門前払いした。
判決後、原告の熊谷直道さん(72)は「国と企業の横暴を認めた不公平な判決だ」と批判した。
原子力規制委員会は「これまでの国の主張が基本的に認められたと考えている」とのコメントを発表した。
(2013年6月28日)共同通信