東京新聞
2013年7月26日 朝刊
東京電力福島第一原発6号機で、原子炉の冷却が一時停止した問題で、東電は二十五日、非常用ディーゼル発電機の起動試験をする際、事前に切っておくべき信号経路を切り忘れたことが原因だったと発表した。
東電によると、停電時には原子炉から冷却水が抜けるのを防ぐため、自動的に原子炉につながる配管のバルブが閉じる仕組みになっている。
ところが、発電機の試験の際、手順を誤って外部電源の一部を切ったため、実際の停電時と同じように、原子炉のバルブが閉じて、冷却装置も停止したという。
6号機は、一昨年の東日本大震災で緊急停止したが、炉心には今も七百六十四体の核燃料集合体が入ったままになっている。
2013年7月26日 朝刊
東京電力福島第一原発6号機で、原子炉の冷却が一時停止した問題で、東電は二十五日、非常用ディーゼル発電機の起動試験をする際、事前に切っておくべき信号経路を切り忘れたことが原因だったと発表した。
東電によると、停電時には原子炉から冷却水が抜けるのを防ぐため、自動的に原子炉につながる配管のバルブが閉じる仕組みになっている。
ところが、発電機の試験の際、手順を誤って外部電源の一部を切ったため、実際の停電時と同じように、原子炉のバルブが閉じて、冷却装置も停止したという。
6号機は、一昨年の東日本大震災で緊急停止したが、炉心には今も七百六十四体の核燃料集合体が入ったままになっている。