3号機建屋上部から湯気 福島第1原発 雨水温められ? 放射線量変化なし
2013.7.18 12:04 [原発]
東京電力福島第1原発4号機の原子炉建屋から見た3号機の原子炉建屋上部=4月、福島県大熊町
東京電力は18日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で白い湯気のようなものが確認されたと発表した。原子炉や周辺の放射線量に変化はない。福島第1原発では17日夜に強い雨が降っており、東電は「床の隙間から雨水などが入り、原子炉の熱で温められて湯気が出た可能性が考えられる」と説明している。
東電によると、湯気が出たのはがれき撤去作業中の3号機原子炉建屋5階の中央部付近で、直下に原子炉があるが、発生元は不明。昨年7月にも同様に湯気が短時間確認されていた。
採取した湯気の放射性物質濃度を分析したところ、含まれる放射性セシウムは微量で、東電は「周囲と比較しても異常はない」とみている。原子炉の温度や圧力などの計器に変化はなく、臨界時に放出される放射性キセノンも検出されていない。湯気のようなものは18日午前8時20分ごろ、協力会社作業員が作業に取りかかる前に、無人重機に設置された監視カメラの映像でみつけた。
2013.7.18 12:04 [原発]
東京電力福島第1原発4号機の原子炉建屋から見た3号機の原子炉建屋上部=4月、福島県大熊町
東京電力は18日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で白い湯気のようなものが確認されたと発表した。原子炉や周辺の放射線量に変化はない。福島第1原発では17日夜に強い雨が降っており、東電は「床の隙間から雨水などが入り、原子炉の熱で温められて湯気が出た可能性が考えられる」と説明している。
東電によると、湯気が出たのはがれき撤去作業中の3号機原子炉建屋5階の中央部付近で、直下に原子炉があるが、発生元は不明。昨年7月にも同様に湯気が短時間確認されていた。
採取した湯気の放射性物質濃度を分析したところ、含まれる放射性セシウムは微量で、東電は「周囲と比較しても異常はない」とみている。原子炉の温度や圧力などの計器に変化はなく、臨界時に放出される放射性キセノンも検出されていない。湯気のようなものは18日午前8時20分ごろ、協力会社作業員が作業に取りかかる前に、無人重機に設置された監視カメラの映像でみつけた。