大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

海近くでトリチウム最高濃度=地下水で上昇、福島第1―東電

2013-07-07 19:11:12 | 原子力関係

海近くでトリチウム最高濃度=地下水で上昇、福島第1―東電
2013年7月7日(日)15:28
 東京電力は7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)を検出したと発表した。これまでで最も高い濃度という。

 この井戸は港湾から約6メートル西にあり、現在ある観測用井戸5カ所の中で最も海に近い。1日に同じ場所で採取した地下水のトリチウム濃度は同51万ベクレルだった。また、1~4号機取水口北側の海ではトリチウム濃度が上昇傾向を示しており、3日に採取した海水で同2300ベクレルと過去最高だった。

 東電は「データを蓄積している段階で、海へ流出しているかどうかは判断できない」としているが、地下で汚染がどのように拡大しているか把握できていない状況だ。

自民、原発活用に前向き=他党は再稼働慎重【13参院選】

2013-07-07 19:09:47 | 原子力関係

自民、原発活用に前向き=他党は再稼働慎重【13参院選】
2013年7月7日(日)14:39
 与野党の9党首らは7日、NHKの番組に出演し、21日投開票の参院選に向け論戦を交わした。原発の新規制基準が8日に施行されることに関連し、安倍晋三首相(自民党総裁)は原発輸出を含め原子力の活用に前向きな姿勢を示したが、他党は原発再稼働に異論を唱え、原発政策をめぐる違いが鮮明になった。

 首相は再稼働について「安全第一」として原子力規制委員会の新基準を厳格に適用する考えを強調。一方、「世界で最も高い技術を持つのは日本。過酷事故を経験して、最も安全な運用方法を持つ日本に(海外から)引き合いが来ている」と原発の海外展開に意欲を示した。

 これに対し、連立を組む公明党の山口那津男代表は「再稼働は(原子力規制委の安全基準に)適合するかどうか、国民、立地地域の住民の理解を得られるか慎重に判断して結論を出さなければならない」と指摘した。

 民主党の海江田万里代表は「2030年代に(原発)ゼロを目指すという方向を決めて、あらゆる政策資源を投入する」と強調。みんなの党の渡辺喜美代表は「原発ほどコスト、リスクの高い電源はない」と指摘した。

東電がいわき市に謝罪 市長「汚染水の風評を懸念」

2013-07-07 18:56:22 | 原子力関係
東電がいわき市に謝罪 市長「汚染水の風評を懸念」
 東京電力の新妻常正常務は11日、いわき市の渡辺敬夫市長に福島第一原発の冷却系統の停電や汚染水漏れ問題について謝罪した。
 いわき市役所を訪れた新妻常務は一連のトラブルへの対応などを説明した。渡辺市長は「(原発事故から)2年たっても電源バックアップ体制ができていないこと自体が問題だ。市民との認識の違いを分かっていない」と批判した。汚染水漏れに伴う風評を懸念し、安全対策と監視体制の強化、迅速な情報提供などを求めた。
 新妻常務が「持ち帰って、社内でしっかりと協議します」と述べたのに対し、渡辺市長は「協議しなくていい。対応してくれというのがわれわれの申し入れだ」と語気を強めた。

( 2013/04/12 10:50福島民報 )

ピアニストの小曽根さん、蓬莱島を前に演奏 岩手・大槌

2013-07-07 18:47:04 | 学習
ピアニストの小曽根さん、蓬莱島を前に演奏 岩手・大槌


蓬莱島をバックに、ステージで熱い演奏を披露した小曽根さん(左端)
 世界的なジャズピアニスト小曽根真さんとビッグバンド「No Name Horses」の東日本大震災復興支援ライブが5日、岩手県大槌町と釜石市であった。
 劇作家の故井上ひさしさんが手掛けた人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島を望む大槌町赤浜の会場では、トラックを改造したステージで、ジャズのスタンダードナンバーや「ふるさと」などを演奏。「ひょっこり-」のテーマ曲も披露し、小雨の中、集まった大勢の町民を楽しませた。
 井上さんの舞台音楽も担当した小曽根さんは震災後、大槌町を度々訪れ、防災行政無線で流す正午のチャイムに、自ら演奏する「ひょっこり-」のテーマ曲を提供するなど交流を深めている。小曽根さんは「音楽を通し町民の皆さんに元気を届けたい」と話した。
 小曽根さんらのライブは6日も、気仙沼お魚いちば(午前9時30分開演)、石巻まちなか復興マルシェ(午後1時30分)、多賀城跡あやめ園(午後4時30分)でそれぞれ開かれる。


2013年07月06日土曜日河北新報

原子炉安定維持に努力 福島第1の小野新所長、着任会見

2013-07-07 18:27:56 | 原子力関係
原子炉安定維持に努力 福島第1の小野新所長、着任会見


福島第1原発の小野所長(手前)と第2原発の設楽所長
 福島第1原発の小野明所長(54)が3日、福島県楢葉町の東京電力福島本社で着任の記者会見をし、1~4号機の事故収束について「(原子炉の)安定状態の維持と廃止措置に向けて努力する」と語った。
 小野所長は「作業環境は通常の発電所に比べて非常に厳しい。作業員に余計な被ばくをさせないよう改善を進める」と話した。
 着任日は6月26日。第1原発5、6号機ユニット所長から異動した。原発所長は2011年3月の事故以来3人目。
 記者会見には、5月に福島第2原発所長に就任した設楽親氏、前第1原発所長で福島第1安定化センターに異動した高橋毅氏らが同席した。


2013年07月04日木曜日河北新報

あんぽ柿の出荷再開へ協議 福島県と農協など

2013-07-07 18:26:41 | 原子力関係
あんぽ柿の出荷再開へ協議 福島県と農協など

 福島県と県農協中央会などは4日、県あんぽ柿産地振興協会を設立し、福島第1原発事故で加工自粛の続く県特産の干し柿「あんぽ柿」の出荷再開に向けて協議を開始した。検査体制を整え、12月にも出荷を始める。
 産地の伊達市、桑折町、国見町の農家約2000戸を対象に今月下旬にも柿の放射性セシウムを測定する。数値が低い地域をモデル地区に選び9月に再測定して加工する。出荷時期に県があらためて全量検査し、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回った場合に出荷する。あんぽ柿は加工の過程で成分が濃縮されて高濃度のセシウムが検出され、県は関係市町村に2011年から2年続きで加工自粛を要請した。
 協会の皆川旨康会長は「2年間の自粛であんぽ柿農家は苦しんだ。安全性を確保して出荷にこぎ着けたい」と話した。


2013年07月05日金曜日河北新報

福島・富岡町長選告示 現新2氏の争い

2013-07-07 18:25:22 | 学習
福島・富岡町長選告示 現新2氏の争い

 任期満了に伴う福島県富岡町長選は4日告示され、ともに無所属で、新人の前町議会議長宮本皓一氏(66)、5選を目指す現職の遠藤勝也氏(73)が立候補を届け出た。福島第1原発事故で全町避難が続く中、賠償問題や地域再生をどう進めるのかが問われる。
 宮本氏はいわき市で第一声を上げた。「生活再建が第一。財物賠償は双葉郡8町村が足並みをそろえることが大切だ。町民の声に耳を傾け、新しい富岡町をつくる」と刷新を強調した。
 郡山市で第一声を上げた遠藤氏は「町民が納得する賠償を私の力でしっかりと実現する。復興を加速させて、富岡町に戻りたいと思える古里づくりを進める」と町政継続を訴えた。
 町議補選(欠員1)も同日告示され、新人3人が無所属で立候補した。
 投票は町長選、町議補選とも21日で、即日開票される。3日現在の有権者数は1万1732人。

 ◇福島県富岡町長選立候補者
宮本 皓一 66 前町議会議長 無新
遠藤 勝也 73 町長     無現


2013年07月05日金曜日河北新報

さよなら原発」定例集会50回目 福島・南会津でデモ

2013-07-07 18:23:31 | 原子力関係
さよなら原発」定例集会50回目 福島・南会津でデモ


脱原発を訴える集会の参加者
 福島県南会津町で5日夕、脱原発を訴える「さよなら原発集会」が開かれた。毎週金曜日の定例集会で昨年7月の開始以来、50回目。
 集会には十数人が参加。会津鉄道の会津田島駅周辺を約1時間デモ行進。東京電力が柏崎刈羽原発の再稼働申請を決めたことに関して「福島の隣県での再稼働を許すな」と訴えた。
 福島県いわき市から子ども2人と南会津町に自主避難している鈴木仁美さん(46)は「子どもたちと次世代のことを考えると、声をあげずにはいられない」と語った。
 集会は冬季も続けた。毎回十人前後が参加している。呼び掛け人の一人、フリーライターの岡村健さん(74)は「政権が変わって再稼働に流されていくのは許せない。小さな町の小さな集会だが、訴えを続けたい」と話した。


2013年07月07日日曜日河北新報

菅元首相県内入り中止 「脱原発色」に連合が抵抗感

2013-07-07 18:16:05 | 原子力関係
菅元首相県内入り中止 「脱原発色」に連合が抵抗感

 参院選宮城選挙区(改選数2)で、民主党現職の岡崎トミ子候補(69)の応援のため、7日で日程調整が進んでいた菅直人元首相の県内入りが取りやめになった。岡崎氏を推薦する連合宮城には、脱原発を鮮明に訴える菅氏に抵抗感を持つ労組もあり、陣営が配慮したとみられる。
 関係者によると、県内応援は、岡崎氏と長年親交のある菅氏が申し出た。これに対して岡崎氏側が「日程調整がつかない」との理由を挙げ「延期」を求めた。
 菅氏は福島第1原発事故をきっかけに、脱原発を訴える姿勢に転じた。電力総連やUAゼンセンなど脱原発に慎重な連合傘下の労組には、菅氏にアレルギーを持つ組合員も少なくない。
 菅氏はまた、民主党が現職2人の候補者を一本化した参院選東京選挙区をめぐり、公認が取り消された脱原発を唱える現職の支援を表明。3日のブログに「一部労組に気兼ねし、原発ゼロを鮮明に出す候補は少ない」と書き込んだことに、県内の連合関係者から批判が上がっていた。
 岡崎氏の陣営は「7日は多賀城市で連合が推す比例候補の決起集会があり、日程が合わなかった」と説明。連合宮城幹部は「連合から県内入りを拒否したことはない。現職側の事情があったのだろう」と話している。


2013年07月06日土曜日河北新報

井戸で高濃度のトリチウム検出 福島原発、上昇傾向

2013-07-07 18:14:54 | 原子力関係



井戸で高濃度のトリチウム検出 福島原発、上昇傾向

 福島第1原発敷地内の海際の観測用井戸で高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は7日、海まで約4メートルの井戸の水から放射性物質のトリチウムが1リットル当たり60万ベクレルの高濃度で検出されたと発表した。水は5日に採取した。敷地海側で検出されたトリチウムでは最大の値で、上昇傾向にある。
 第1原発の港湾内で5月ごろから、海水のトリチウム濃度が上昇傾向にあり、原子力規制委員会の更田豊志委員が、原子炉建屋地下にたまった汚染水が海に漏れ出た可能性を指摘していた。
 今回、高濃度のトリチウムが検出されたのは、放射性物質の地中への拡散を調べるために掘った井戸。


2013年07月07日日曜日河北新報

柏崎刈羽 再稼働協議決裂 地元了解前の申請も

2013-07-07 18:11:00 | 原子力関係

柏崎刈羽 再稼働協議決裂 地元了解前の申請も

2013年7月6日東京新聞 朝刊


 東京電力の広瀬直己社長は五日、新潟県の泉田裕彦知事と面談し、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働を原子力規制委員会に申請することへの理解を求めようとしたが、物別れに終わった。広瀬社長は知事ら地元が申請を了解しない場合でも、申請に踏み切る可能性があることを示唆した。 
 この日の面談で、知事は東電が地元の了解のない段階で、持ち回りの役員会で再稼働申請する方針を決めたことに抗議。了解もないまま新基準で必要とされるフィルター付きベント(排気)設備の工事を始めたことにも抗議した。ベント設備に関する話が終わらないうちは、再稼働の話をするつもりはないと迫った。
 広瀬社長は「地元に説明してから申請することを決めた。申請を決めたわけではない」と弁解した。知事は東電と地元自治体が結ぶ原発の安全協定に基づき、ベント設備の設置では規制委への審査申請前に県の了解を得るよう繰り返し要求。しかし、社長は「申請と事前了解は同時並行的にできる」と含みを残した。
 知事はさらに「なぜ(再稼働を)急ぐのか。安全や信頼よりもお金を優先したのか」「安全協定は地元との約束なのに。うそをつく会社か」などと追及。広瀬社長は「三期連続の赤字は何としても避けたい」「申請して審査を受けるのは安全確保のため」と苦しい説明に終始した。
 面談後、報道陣の質問に答えた広瀬社長は新基準が施行される八日の申請は「難しい」との認識を示し、再度面談したい考えを示した。了解が得られない間は申請はしないのかと問われると、「これから考える」と言葉を濁した。
 広瀬社長は夜、急ぎ都内に戻り経済産業省資源エネルギー庁の上田隆之長官に報告。しっかり地元に説明するよう指示されたという。この後も報道陣から了解なしの申請はないのか確認されると「まだ考えていない」と繰り返した。

危険手当ピンハネ今も 除染作業員ら支援集会

2013-07-07 18:09:47 | 原子力関係
危険手当ピンハネ今も 除染作業員ら支援集会

2013年7月7日東京新聞 朝刊


 東京電力福島第一原発事故に伴う除染に携わる作業員らが、直面する問題を話す集会が六日、東京都文京区で開かれた。国直轄の事業で支払われる危険手当が今も事実上ピンハネされている実態や、ずさんな安全管理など変わらぬ現状が報告された。 (片山夏子)
 集会は、除染や原発作業員を支援する「被ばく労働を考えるネットワーク」の主催。
 「多重構造の中でひどいピンハネがされていた」。昨年、福島県楢葉町の除染に携わった男性(32)は、そう訴えた。日当は一万円。ところが、国から別に危険手当一万円が出ていると知った。会社に指摘すると、危険手当が支払われたかのように給料明細が改ざんされた。一方的に日当が県の最低賃金まで下げられ、危険手当と最低賃金から、会社が出すはずの宿代や食事代が引かれた形になった。
 田村市で国直轄の除染作業をした男性(60)は日当一万千円で、危険手当はなかった。やめた後、危険手当未払いが問題になり、同僚は帳尻合わせの契約書を書かされた。「今、郡山市の除染で日当が一万三千円。国の危険手当がない地域だが、前よりも高い」
 ネットワークのメンバーは、「同じ元請けや業者の作業なのに、国直轄で危険手当が支払われる地域と支払われない地域の日当が変わらない。ピンハネは明らか」と指摘。今は雇用時に、危険手当と最低賃金から宿代を引いたとする書類を書かされる形が、固定化されているという。
 国の指示で行われた聞き取り調査が、元請け会社社員同席の場で行われる。アンケートに「問題なし」と書かないと解雇される。そうした実例を挙げ「賃金でも安全管理でも、文句を言う作業員は解雇されている。国の調査も問題。帳尻合わせされた書類だけを見て『問題ない』としている」とした。
 除染作業員の被ばく線量管理がきちんとされていないことも報告され、懸念が出た。
 集会には、除染現場の住民の姿も。郡山市の佐藤昌子さんは「国が田村市で行った住民説明会では『目標の線量まで落ちなくても住民が自己管理すればいい』と説明されたと聞く。賠償金打ち切りか再稼働のためか知らないが、戻れないうちに帰すのは誠意あるやり方と思えない」と国の姿勢に憤った。