放射性物質測定 9か所増…原発1号機
2014年09月10日 讀賣新聞
東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋カバー解体に向けて、東電が放射性物質の濃度を測定する装置を9か所新設したことが、9日に福島市で開かれた県の廃炉安全監視協議会の部会で報告された。解体作業で放射性物質が飛散するという不安の声を踏まえ、監視体制を強化した。
装置は空気中のちりを採取して放射性物質の濃度を測定するタイプで、5日までに原発の敷地境界沿いに8か所、3号機南側に1か所設置した。放射性物質の飛散で濃度が一定水準まで上昇すると警報機が鳴り、作業を中止して国や県、市町村などに連絡する。原子炉建屋内では濃度が1立方メートル当たり1000ベクレルを超えると警報が鳴るが、敷地境界での被曝量は年間限度量の100万分の1以下という。部会には有識者や県、関係市町村の担当者ら約40人が参加し、東電に飛散防止対策の徹底や、県民への詳細な情報提供などを求めた。
2014年09月10日 讀賣新聞
東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋カバー解体に向けて、東電が放射性物質の濃度を測定する装置を9か所新設したことが、9日に福島市で開かれた県の廃炉安全監視協議会の部会で報告された。解体作業で放射性物質が飛散するという不安の声を踏まえ、監視体制を強化した。
装置は空気中のちりを採取して放射性物質の濃度を測定するタイプで、5日までに原発の敷地境界沿いに8か所、3号機南側に1か所設置した。放射性物質の飛散で濃度が一定水準まで上昇すると警報機が鳴り、作業を中止して国や県、市町村などに連絡する。原子炉建屋内では濃度が1立方メートル当たり1000ベクレルを超えると警報が鳴るが、敷地境界での被曝量は年間限度量の100万分の1以下という。部会には有識者や県、関係市町村の担当者ら約40人が参加し、東電に飛散防止対策の徹底や、県民への詳細な情報提供などを求めた。