MOX燃料裁判 来年3月判決 NHK
MOX燃料裁判 来年3月判決
使用済み核燃料の一部を再利用した「MOX燃料」を国内で最初に導入した九州電力・玄海原子力発電所の3号機をめぐり、市民グループが、燃料の安全性に疑問があるなどとして、使用の差し止めを求めた裁判は、来年3月20日に判決が言い渡されることになりました。
この裁判は、佐賀県や福岡県などのおよそ130人でつくる市民グループ、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」が起こしているものです。
九州電力・玄海原子力発電所の3号機は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」を平成21年に国内で最初に導入しました。
この「MOX燃料」について、市民グループは、再処理の委託先がまだ決まっておらず、このままではMOX燃料が長期間にわたって玄海原発内に保管されるおそれがあるとしています。
さらに市民グループは、燃料の安全性に疑問があり、放射性物質が漏れる事態になれば、住民の健康が脅かされるおそれがあるとして、燃料の使用の差し止めを求めています。
これに対し九州電力は、「MOX燃料は海外でも使用実績があり、安全性に問題はない」として全面的に争っています。
この裁判は19日ですべての審理が終わり、判決が来年3月20日に言い渡されることになりました。
09月19日 19時39分
MOX燃料裁判 来年3月判決
使用済み核燃料の一部を再利用した「MOX燃料」を国内で最初に導入した九州電力・玄海原子力発電所の3号機をめぐり、市民グループが、燃料の安全性に疑問があるなどとして、使用の差し止めを求めた裁判は、来年3月20日に判決が言い渡されることになりました。
この裁判は、佐賀県や福岡県などのおよそ130人でつくる市民グループ、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」が起こしているものです。
九州電力・玄海原子力発電所の3号機は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」を平成21年に国内で最初に導入しました。
この「MOX燃料」について、市民グループは、再処理の委託先がまだ決まっておらず、このままではMOX燃料が長期間にわたって玄海原発内に保管されるおそれがあるとしています。
さらに市民グループは、燃料の安全性に疑問があり、放射性物質が漏れる事態になれば、住民の健康が脅かされるおそれがあるとして、燃料の使用の差し止めを求めています。
これに対し九州電力は、「MOX燃料は海外でも使用実績があり、安全性に問題はない」として全面的に争っています。
この裁判は19日ですべての審理が終わり、判決が来年3月20日に言い渡されることになりました。
09月19日 19時39分