「声上げること必要」 小泉政務官、和合氏が模擬授業
「声上げること必要」 小泉政務官、和合氏が模擬授業
ふるさと創造学の模擬授業をする小泉氏(左)と和合氏=28日、川内村
双葉郡8町村の復興に向けたシンボルイベント「ふたばワールドinかわうち」は28日、川内村で開かれ、広野町に開校する中高一貫校ふたば未来学園高の「ふたばの教育復興応援団」の小泉進次郎復興政務官、福島市の詩人和合亮一氏による「ふるさと創造学」の模擬授業も行われた。両氏は、地域の復興には「子どもたちが積極的に声を上げることが必要」と訴えた。
ふるさと創造学は、同校の教育の柱。双葉郡の小学3年生から高校3年生まで約90人がグループ討論で同郡の復興などに意見を交わした。子どもたちの主体性を尊重しようと、学年の枠を超えて話し合ったのが特徴。和合氏は「初対面の人が多いと思うが、しゃべらないと損。出会いを大切に」、小泉氏は「手元にある紙は正解がない紙。自由に意見を書いてほしい」と活発な議論を促した。
「今、学びたいことは」「ふるさとはどんなところ」などの3テーマで討論した。「どんなふるさとにしたいか」では児童生徒から「笑顔と自然があふれる古里」「子どもから高齢者まで住みやすい地域」など、震災前の平穏な生活を願う声が上がった。
(2014年9月29日 福島民友ニュース)
「声上げること必要」 小泉政務官、和合氏が模擬授業
ふるさと創造学の模擬授業をする小泉氏(左)と和合氏=28日、川内村
双葉郡8町村の復興に向けたシンボルイベント「ふたばワールドinかわうち」は28日、川内村で開かれ、広野町に開校する中高一貫校ふたば未来学園高の「ふたばの教育復興応援団」の小泉進次郎復興政務官、福島市の詩人和合亮一氏による「ふるさと創造学」の模擬授業も行われた。両氏は、地域の復興には「子どもたちが積極的に声を上げることが必要」と訴えた。
ふるさと創造学は、同校の教育の柱。双葉郡の小学3年生から高校3年生まで約90人がグループ討論で同郡の復興などに意見を交わした。子どもたちの主体性を尊重しようと、学年の枠を超えて話し合ったのが特徴。和合氏は「初対面の人が多いと思うが、しゃべらないと損。出会いを大切に」、小泉氏は「手元にある紙は正解がない紙。自由に意見を書いてほしい」と活発な議論を促した。
「今、学びたいことは」「ふるさとはどんなところ」などの3テーマで討論した。「どんなふるさとにしたいか」では児童生徒から「笑顔と自然があふれる古里」「子どもから高齢者まで住みやすい地域」など、震災前の平穏な生活を願う声が上がった。
(2014年9月29日 福島民友ニュース)