中北組合は浦添市との広域処理をごみ処理計画の選択肢に加え、実現を目指して検討を進めています。
しかし、中北組合が平成26年3月に改正したごみ処理計画は約10年前(平成15年度)に整備した溶融炉を休止して平成35年度まで焼却灰の民間委託処分を行う計画になっています。
ところが、不思議なことに溶融炉の整備を推進して最終処分場の延命化を図るとしている沖縄県の廃棄物処理計画を上位計画として策定していることになっています。
沖縄県の廃棄物処理計画は国の基本方針に適合していますが、中北組合のごみ処理計画は基本方針に適合していません。
したがって、中北組合のごみ処理計画には「瑕疵」があることになります。
現在、中北組合は浦添市との広域処理に関する事務処理を進めて行くためにごみ処理計画の見直しに関する作業を行っているものと思われますが、今度は「瑕疵」のない計画にしなければなりません。なぜなら、ごみ処理計画に「瑕疵」があると広域処理において国の補助金を利用することができなくなるからです。
そうなると、浦添市も国の補助金を利用できないことになります。
そこで、中城村と北中城村の議員の皆様や住民の皆様のためにごみ処理計画の見直し案に対するチェックリストを作成しました。
万が一、見直し案に「瑕疵」がある場合は浦添市との広域処理が「白紙撤回」になる恐れがあります。
原寸大の資料(画像をクリック)
※中北組合としては代替措置を講じて休止している溶融炉を廃止する見直し案が、住民のために最小の経費で最大の効果を挙げることができる見直し案になると考えます。また、浦添市にとっても最小のリスクで広域処理を行うことができるようになるので、一番安心できる見直し案になると考えます。