【台北市で呉俐君】オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は15日、台湾での販売を促進しようと台北市内の統一時代百貨店で第3回「オリオンビアフェストin台北~沖縄スペシャルタイム」を開いた。会場は大勢の地元客でにぎわい、500席超の特設会場も常に満席状態となった。来場者らはオリオンビールを片手に台湾ナイトを楽しんだ。16日まで。
会場にはオリオンビールや県産品の販売ブースが設置されているほか、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)による観光誘客プロモーションも行われた。特設ステージではエイサーや、イクマあきら、ディアマンテスなどが出演するライブもあり、会場を盛り上げた。
嘉手苅社長は、台湾で総代理店を務めるパレット貿易(諸喜田伸社長)を通じて現地のセブン―イレブンと商談を進めていると表明。
今年2月に開設した台湾事務所を営業所へ格上げしたい考えを記者団に述べた。
セブン―イレブンは台湾に約5千店舗あり、海外出荷量の半数を占める台湾での出荷拡大に弾みをつけたい考えだ。
そして、そのセブン-イレブンはというと、・・・
コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンは15日、沖縄県で初となる店舗を2018年にも出す方針を明らかにした。全国の都道府県で唯一セブン―イレブンの店舗がない「空白県」が解消することになる。
セブンは沖縄県の食品会社などと提携に向けた協議を進めている。弁当や総菜を作る工場の確保にめどが立ち沖縄1号店開設の日程が固まった段階で正式発表する。
コンビニ大手3社のうち、ファミリーマートとローソンはすでに沖縄県に進出している。セブン出店により、沖縄でもコンビニ3強による顧客の奪い合いが起きそうだ。