沖縄三線.com

沖縄のことあれこれ。

琉球国時代の「祈り」感じて 首里城で出土品展

2017-03-05 21:28:52 | ニュース

首里城公園の有料区域内にある黄金御殿特別展示室で3日から「首里城出土品展-モノから見る交流と祈り」が始まった。「厭勝銭(えんしょうせん)」として使われた金貨計21枚のほか、日本製のよろい・かぶとの装飾金具、中国・清王朝の官窯(かんよう)で作られ朝貢体制下の国々に贈られた陶磁器の破片などを展示している。


首里城の復元整備に伴って進められてきた発掘調査で、多くの出土品が出ている。首里城での祈り、中国、日本との交流を、これらの出土品を通して考えようというのが同展の狙い。

厭勝銭とは銭をかたどった護符の一種のことで、首里城の聖域で見つかっている。「京の内」の8枚は、1996年に出土したチョウセンサザエの殻の中から2014年に見つかり話題になった。美福門側の御嶽では12枚、東(あがり)のアザナ北側で1枚出土した。これらを同時に展示するのは初めて。

清王朝官窯で作られた陶磁器は、緻密な技巧が椀(わん)や皿の破片から分かる。日本国内では大変珍しく、中国と琉球の関係がうかがえる貴重な資料となっている。

4月19日まで。入館料は大人820円。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年度にも奄美―那覇が就航へ 日本エアコミューター

2017-03-05 07:18:46 | ニュース

JALグループの日本エアコミューター(JAC、鹿児島県・加藤洋樹社長)は3日、2018年度中に徳之島(鹿児島)―那覇(沖永良部経由)の新規就航を目指すと発表した。奄美大島や徳之島などが今春、「奄美群島国立公園」として全国34番目の国立公園に指定されることを踏まえた。運航開始日やダイヤは今後決まる。

国立公園の指定により島を訪れる人が増えるとみて、同社は奄美群島で使っている機材を現在のSAAB340B型機(36席)からATR42―600型機(48席)に順次更新する。開設を目指す徳之島―沖永良部―那覇でも導入を検討する。

JALグループは「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録も支援しており、「地元とともに交流人口の拡大に貢献していく」と話している。

那覇空港(資料写真)

      :::::那覇空港:::::



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする