コラボレーションする(左から)松武秀樹、知花小百合、よなは徹、小室哲哉、横目大哉。
背後のCGが舞踊と同調している=2月19日、沖縄市のミュージックタウン音市場
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沖縄県アーツマネージャー育成事業の特別講座で音楽プロデューサーの小室哲哉、CGアーティストの河口洋一郎東大大学院教授、シンセサイザープログラマーの松武秀樹と琉球芸能実演家によるライブとトークが2月19日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。
ライブでは琉球舞踊と歌三線、シンセサイザー、CGのコラボレーションを試みた。
トークでは沖縄における芸術の可能性と課題などを語り合った。
舞踊家の知花小百合、佐辺良和の動きをセンサーで捉え、背後のCG映像にリアルタイムで投影した。
河口教授は「科学がサポートすることで新たな芸術が生まれる。未来の芸術を研究する実験所が沖縄にできるといい」と話した。
小室は「沖縄には良い素材がいっぱいありプロデュースやマネジメントも一通り学べる。問題は規模感だ。小さいコミュニティーみたいに固まってしまう可能性もある」と指摘した。