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ジュゴン、沖縄で新たな目撃情報 「子どもの個体」

2017-03-19 18:50:24 | ニュース

 2005年に沖縄本島沿岸で確認されたジュゴン(環境省提供)

画像は2005年に沖縄本島沿岸で確認されたジュゴン(環境省提供)

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沖縄本島の沿岸で、国内の生息は3頭だけと考えられている絶滅危惧種ジュゴンの新たな個体の目撃情報があることが19日、分かった。子どものジュゴンとされる。複数の関係者が共同通信に明らかにした。目撃の通りなら沖縄で繁殖した可能性が高い。絶滅回避に大きな意味を持つことになり、県などによる今後の調査に注目が集まる。

目撃情報は本島北西部の沿岸で昨年、幼いジュゴンが、母親らしい個体と一緒にいたとの内容。保全に向けた関係者の会合で報告された。体の大きさなどから新たな個体の可能性がある。ジュゴンの子どもは母親と行動し、幼いうちは母乳を飲む。(共同通信)

ジュゴン関連記事

米ジュゴン控訴審結審

名護市辺野古の新基地建設を巡り、日本環境法律家連盟(JELF)や生物多様センターが工事中止などを求め米国防総省を相手に起こした「沖縄ジュゴン米国訴訟」の控訴審口頭弁論が現地時間15日に米カリフォルニア州の第9巡回控訴裁判所であり、結審した。判決の日程は未定。原告の主張が認められれば、原審に破棄差し戻しされ、改めて原審において審理されることになる。

弁論では控訴裁判所の判事が双方の主張を再確認した。訴訟事務局長の籠橋隆明弁護士は「ジュゴンは日本の天然記念物であり、他国の文化財への悪影響を軽減する法的義務を守るべきだとうたう米国家歴史保存法(NHPA)を順守すべきだ」として国防総省に基地建設工事の停止を求めた。

同訴訟について、全米各地の裁判に関するニュースを配信するサイト「裁判所ニュース・サービス」も同日付で報じた。報道では判事または原告側の質問に対し国防総省は合理的な回答を示せない場面が複数回あり、判事が国防総省に対し新基地建設計画がNHPAに沿ったものなのか、政治的判断によりジュゴンへの影響はないと判断したのかなどを問いただした場面があったとした。

 

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芸術の春、到来 第69回沖展が開幕 浦添市民体育館

2017-03-19 09:26:57 | ニュース

沖縄県内最大の美術・工芸公募展「第69回沖展」(主催・沖縄タイムス社、協力・浦添市、浦添市教育委員会、協賛・オリオンビール、沖縄教育出版、沖縄食糧、大川、かりゆし、光文堂コミュニケーションズ)が18日、浦添市民体育館で開幕した。4月2日まで。

絵画、版画、彫刻、グラフィックデザイン、書芸、写真、工芸(陶芸、漆芸、染色、織物、ガラス、木工芸)の7部門12ジャンルの作品を展示。多くの人が会場に訪れ、入賞・入選作や会員、準会員による計810点の力作を鑑賞した。

体育館入り口で行われた開会式には、沖展会員や松本哲治浦添市長、協賛各社の関係者らが参列し、開幕を祝った。沖縄タイムス社の豊平良孝社長は「沖展は沖縄の戦後文化復興の象徴だが、世代交代し、若い人の台頭で発展させていきたい」とあいさつ。松本市長は「躍動感ある作品が来場者の心を豊かにすることを願っている」と期待した。

今回は初めて、来場者が好きな作品に投票する参加企画「沖展みんなの1点賞」(企画協力・日本トランスオーシャン航空)を行う。19日午後4時半から浦添市てだこホールで表彰式や合同祝賀会がある。


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