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ベルギー王室御用達の高級チョコ「ガレー」、沖縄の企業が国内販売へ 代理店に出資

2017-03-24 08:28:02 | ニュース

 

ココスアイランドオキナワが博多大丸福岡天神店に出店するガレーの店舗イメージ(同社提供)

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土産品店経営のココスアイランドオキナワ(那覇市、洲鎌一馬代表)は、ベルギー王室御用達の高級チョコレートGaller(ガレー)の国内販売を始める。昨年12月に販売代理店のガレージャパンに出資。4月に全株式の3割まで買い増し、福岡県の百貨店に日本初の店舗を開店する。2018年には那覇市内にチョコレート専門のカフェを備えたホテルを開業する計画で、沖縄を拠点に全国やアジアへの展開を目指す。

ガレーは、ベルギーで人気のチョコレートブランド。宝石箱をコンセプトにコーヒーやナッツ入りなどの多彩な品ぞろえが特徴。

ココスアイランドは昨年12月にガレージャパンの株式の16・6%を取得。4月にベルギーで開かれるガレー社の株主総会に合わせ、全体の3割まで保有率を高める。7割はガレー社が保有する。

4月14日に博多大丸福岡天神店に1号店を開く。店舗面積は27平方メートルで、ベルギーから直輸入するチョコレート100種類を取り扱う。同社が経営するパンや生キャラメル販売の「マーサンミッシェル」も併設し、売り上げ拡大につなげる。

沖縄県内でも5月に天久りうぼう、7月に開店予定の古島りうぼうに出店する。全国で10店舗を出店させたい考え。

ガレーカフェを入居させたホテル「ガレーショコラ&ホテル」の開業も計画。那覇市おもろまちにある本社を建て替え、18年12月のオープンを目指す。5階建てで全24部屋を予定しており、アジアからの観光客の需要を見込んでいる。

ココスアイランドは、観光土産品店「ちゅら玉」15店舗、マーサンミッシェル3店舗、飲食店などを展開している。

23日、沖縄タイムス社を訪れた洲鎌代表は「沖縄から高級チョコレートを全国に発信したい。観光客にもアピールし、アジアへの展開も目指していく」と話した。


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世界初、イタチザメ飼育下出産 美ら海水族館

2017-03-24 07:12:13 | ニュース

本部町の沖縄美ら海水族館のサメ展示水槽「危険ザメの海」で23日正午ごろから午後4時ごろまでの間に、イタチザメが出産した。

イタチザメは熱帯から温帯に分布し、飼育下での出産は世界初。生まれた子ザメは約30匹で、全長は60~80センチ。子ザメの誕生を来場者が拍手と歓声で祝った。

出産したイタチザメは読谷村の沖合で定置網に掛かり、1日に美ら海水族館が飼育を開始した。その時点で妊娠しており、腹部に膨らみが確認できたという。複数のサメが泳ぐ水槽で出産したため、子ザメは安全のためにバックヤードにある予備水槽に移されると、元気に泳ぎ回った。

出産中は同施設内でも「世界初」と場内アナウンスが流れ、水槽の前には多くの人だかりができた。

美ら島水族館の広報企画担当の金子篤史さん(40)は「サメの知名度は高いが、生態は知られていないことが多い。飼育を通して、その謎を解明することが水族館の一つの役割だと考えている」と話した。

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