とあるスナックで
小林
コー
小林
この本の著者は、随分ジョン・コールマンを参考にしている様ですね。信用しているということでしょうか。P-287
ビルダーバーグは社会混乱を引き起こすのにマスメディアを使う。そして、殺人などの惨劇シーンが世界の目の前にさらされると、社会は何らかの反応が必要だと感じる。ジョン・コールマンはこう書いている。----ストレス環境下の社会を見てわかるのは、一般階層のストレス反応がはっきり三段階に区別できるということだ。第一段階の反応はうわべだけのもので、スローガンを掲げて自らを守ろうとするものだ。(犯罪をやめよう、今すぐ警官を増やせ、といった内容のスローガンだ。しかし、自分たちの近隣地域は別で、その必要はないとも思っている。)このスローガンは犯罪の温床を特定したものではなく、何かに直接はたらきかける効果はない。そして、犯罪は繰り返し起こる。第二段階の反応は 解離 とも言えるもので、犯罪が続発して社会秩序が崩壊すると起こる(隣近所の住民で自警団を結成して地域を守ろうとするが、敵の姿を実際に見る訳ではない)。第三段階の反応は、<自分だけの現実> の世界に引きこもって実際の危機から目をそらす、というものだ。こうした反応には、強度の達観的な理想主義と 現実に適応できない病的症状 とが見られる(要するに、9.11事件のさなかにも見られたように、結果にとらわれるばかりで、時間をかけて原因に向き合うことはしないのだ。だから、無線機が使えたにせよ、アフガニスタンの山奥で隠遁生活をおくるアラブ人に、あれほど複雑な作戦を指揮する手段があったのかとの疑問も抱かず、それが不可能だとしたらいったい誰がどのような理由でと、自らに問いかけることもない)。人間行動学を専門分野とし、洗脳研究で最先端を行くタビストック研究所では、これを <深層域侵襲> と呼ぶ。ーーーー
ビルダーバーグは社会混乱を引き起こすのにマスメディアを使う。そして、殺人などの惨劇シーンが世界の目の前にさらされると、社会は何らかの反応が必要だと感じる。ジョン・コールマンはこう書いている。----ストレス環境下の社会を見てわかるのは、一般階層のストレス反応がはっきり三段階に区別できるということだ。第一段階の反応はうわべだけのもので、スローガンを掲げて自らを守ろうとするものだ。(犯罪をやめよう、今すぐ警官を増やせ、といった内容のスローガンだ。しかし、自分たちの近隣地域は別で、その必要はないとも思っている。)このスローガンは犯罪の温床を特定したものではなく、何かに直接はたらきかける効果はない。そして、犯罪は繰り返し起こる。第二段階の反応は 解離 とも言えるもので、犯罪が続発して社会秩序が崩壊すると起こる(隣近所の住民で自警団を結成して地域を守ろうとするが、敵の姿を実際に見る訳ではない)。第三段階の反応は、<自分だけの現実> の世界に引きこもって実際の危機から目をそらす、というものだ。こうした反応には、強度の達観的な理想主義と 現実に適応できない病的症状 とが見られる(要するに、9.11事件のさなかにも見られたように、結果にとらわれるばかりで、時間をかけて原因に向き合うことはしないのだ。だから、無線機が使えたにせよ、アフガニスタンの山奥で隠遁生活をおくるアラブ人に、あれほど複雑な作戦を指揮する手段があったのかとの疑問も抱かず、それが不可能だとしたらいったい誰がどのような理由でと、自らに問いかけることもない)。人間行動学を専門分野とし、洗脳研究で最先端を行くタビストック研究所では、これを <深層域侵襲> と呼ぶ。ーーーー
コー
いままさに、テレビで 惨劇シーンが世界の目の前に、繰り返し、繰り返し、さらされているんじゃないだろうか。そしてその恐怖のストレスは、中東のイスラム国やアフリカから世界にますます大きくなろうとしているんじゃないだろうか、これは、偶然 なんだろうか。はっきりいえる事は、われわれ一般人は、<深層域侵襲>を受けている状態と同じような事だと思う。偶然にしろ、そうでないにしろ。そして一般階層のストレス反応は、第一段階になっているんじゃないだろうか。場所によっては第二段階になっていると思う。