とあるスナックで
コー
コー
コー
いやー、天野統康(もとやす)の< サヨナラ!操作された(お金と民主主義) なるほど!(マネーの構造)がよーくわかった >という本を手に入れたよ。中古でね。図がいっぱい使ってあって、やさしく書いたんだろうけど、やっぱり俺には難しいや。なかなか骨が折れるよ。
小林僕も読み出しましたよ。それと同時に、三橋貴明の< 日本は 国債破綻しない >も読んでいるんですよ。僕も金融、経済の本はあまり読んでいないので、それに知識なんかぜんぜんなかったんで、苦労しながら読んでいるんですよ。でも天野統康と三橋貴明の意見の共通部分と違う部分が、うっすらと浮かび上がってくるように思いますね。いずれ違いを言えるようになると思いますが。天野統康(もとやす)の本の中で p-246
目に見える兵器としての軍隊
金融は、知らない間に社会を操作できる(沈黙の兵器)であると言われる。
一方で金融支配の背後には往々にして軍隊がある。戦争が中央銀行の元祖であるイングランド銀行を作り出したように、軍隊という暴力装置を利用するのは、銀行勢力の十八番なのである。金融勢力がじかに独自の軍隊を持ったのは、東インド会社が初めてであろう。
東インド会社とはインドや東南アジアと貿易を行うために17世紀にオランダ.イギリスの資本家達が出資して作った株式会社である。東インド会社はアジアにおける貿易活動を行うために軍隊を持つことが許されていた。当時の貿易は多くの場合、軍事力とセットであった。こうして独自の軍隊を持った東インド会社は、アジア各地を支配していく。
つまり、金融権力の発展は、銀行家として<通貨創造>を行う沈黙の兵器と、東インド会社のように軍事力を用いて他国を侵略し威嚇する、見える兵器の両刀遣いなのだ。
民主主義や学問、文化などのソフトパワーを通じてマインドコントロールを行い、軍隊や資源などのハードパワーを通じて侵略と威嚇を行う。
こうして(政)、(金)分離の自由民主主義経済社会は金融経済ネットワークで結ばれているとともに、軍事ネットワークでも結び付いているのである。日米安保もNATOもその延長上にあるシステムである。金融支配の背後にはいつも軍事力が隠れている。またその逆も真なり。
<お金の力> <暴力の力>、この二つの仕組みを理解しなければ、現在の(政)(金)分離の民主主義は見えてこない。
軍産複合体の実体は金融権力のことだったのだ。
目に見える兵器としての軍隊
金融は、知らない間に社会を操作できる(沈黙の兵器)であると言われる。
一方で金融支配の背後には往々にして軍隊がある。戦争が中央銀行の元祖であるイングランド銀行を作り出したように、軍隊という暴力装置を利用するのは、銀行勢力の十八番なのである。金融勢力がじかに独自の軍隊を持ったのは、東インド会社が初めてであろう。
東インド会社とはインドや東南アジアと貿易を行うために17世紀にオランダ.イギリスの資本家達が出資して作った株式会社である。東インド会社はアジアにおける貿易活動を行うために軍隊を持つことが許されていた。当時の貿易は多くの場合、軍事力とセットであった。こうして独自の軍隊を持った東インド会社は、アジア各地を支配していく。
つまり、金融権力の発展は、銀行家として<通貨創造>を行う沈黙の兵器と、東インド会社のように軍事力を用いて他国を侵略し威嚇する、見える兵器の両刀遣いなのだ。
民主主義や学問、文化などのソフトパワーを通じてマインドコントロールを行い、軍隊や資源などのハードパワーを通じて侵略と威嚇を行う。
こうして(政)、(金)分離の自由民主主義経済社会は金融経済ネットワークで結ばれているとともに、軍事ネットワークでも結び付いているのである。日米安保もNATOもその延長上にあるシステムである。金融支配の背後にはいつも軍事力が隠れている。またその逆も真なり。
<お金の力> <暴力の力>、この二つの仕組みを理解しなければ、現在の(政)(金)分離の民主主義は見えてこない。
軍産複合体の実体は金融権力のことだったのだ。
コー
金融の専門家(しかも一般の庶民の身近な)が言うからまた、この言葉の重みが違うんだろうな。