とあるスナックで
小林
小林
いやー、コーさんも、経済の本を随分読んでいるんですね。
コーいやー、まだまだ、これからなんなだろうけど、少しはお金の仕組みがわかってきたかな。いままで全然考えたこともなかったからね。
この本の p-190
<日本のBIS規制による、信用恐慌の経験>
日本のバブル経済の崩壊を促した金融的な原因は、BISが、預金量は世界一でも自己資本が数パーセントしかなかった脆弱な日本の銀行に、8パーセントの自己資本規制(バーゼルⅡ)を課したことからです。このため、日本の銀行は、不動産業と企業への貸付金(リスク資産)を減らす必要に迫られたのです。
バーゼルⅡ(8パーセント)の日本への適用は、1997年12月末からでした。1997年には山一証券、98年には都銀では北海道拓殖銀行、長期信用銀行、日本興業銀行、日本債権信用銀行が破産しています。いずれも、損害による自己資本のすくなさからです。BIS規制は、日本の銀行システムと信用創造に、大きな クサビ を打ち込んでいます。
小林この本の p-190
<日本のBIS規制による、信用恐慌の経験>
日本のバブル経済の崩壊を促した金融的な原因は、BISが、預金量は世界一でも自己資本が数パーセントしかなかった脆弱な日本の銀行に、8パーセントの自己資本規制(バーゼルⅡ)を課したことからです。このため、日本の銀行は、不動産業と企業への貸付金(リスク資産)を減らす必要に迫られたのです。
バーゼルⅡ(8パーセント)の日本への適用は、1997年12月末からでした。1997年には山一証券、98年には都銀では北海道拓殖銀行、長期信用銀行、日本興業銀行、日本債権信用銀行が破産しています。いずれも、損害による自己資本のすくなさからです。BIS規制は、日本の銀行システムと信用創造に、大きな クサビ を打ち込んでいます。
そしてこのBISは、2010年からバーゼルⅢ(自己資本比率の下限10.5パーセント)を準備し、2012年度末から段階的に導入し、2019年からの全面実行を予定しているとかいていますね。著者はこのBISの規制に疑問をもっているみたいですね。
コーBISの存在自体に疑問を持っているみたいだな。
ママねね、BISってなんなの。
小林この本のp-187に書いてありますよ。
ママBIS(国際決済銀行) 各国の中央銀行に君臨するスーパー・パワー
FRBより世界の銀行に対し大きな、政治性もあるマネー・パワーをもつのは、中央銀行の中央銀行と言われ、自称もしているBIS(Bannk For International Settlement:スイスのバーゼル)と考えます。金融(Finance)とは,資金の余剰者から必要者へ融通することからきています。BISの意味は、中央銀行間の外為(がいため 各国の通貨)の決済機関です。
BISは、世界の中央銀行に対し、各国政府の政策を超えて、なぜか、金融政策を命じる権限をもっています。
FRBより世界の銀行に対し大きな、政治性もあるマネー・パワーをもつのは、中央銀行の中央銀行と言われ、自称もしているBIS(Bannk For International Settlement:スイスのバーゼル)と考えます。金融(Finance)とは,資金の余剰者から必要者へ融通することからきています。BISの意味は、中央銀行間の外為(がいため 各国の通貨)の決済機関です。
BISは、世界の中央銀行に対し、各国政府の政策を超えて、なぜか、金融政策を命じる権限をもっています。
えー、よくわかんないけど、すごいとこなのね。そこに勤めている人って、随分お金持ちなんでしょうね、この店に来ないかしら?
コーママ、悪いけど間違っても、来ないよ。
ママあらそう、残念。