9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について   吉田繁治著 <マネのー正体> 2012・11月発行 その2

2015年05月22日 | 日記
とあるスナックで
小林
この本の中で、p-375

<世代間で激しく歪んだ社会福祉は、修正が必要>

現在の社会保障費107.8兆円(内訳は年金53.6兆円、医療費33.6兆円、介護費等20.6兆円)は、60歳以上の世代にとっては一人あたで4875万円の受益です。平均寿命を生きると、自分が負担してきた以上に、4875万円の受益があるということです。
一方で19歳以下の若い世代にとっては、一人あたりで4585万円のマイナスです。40歳代が損益分岐点ゼロです。金融資産に換算して言えば、年金と医療費によって60歳以上はゼロの金融資産でも4875万円を保有していることと同じです。19歳以下の世代(2000万人)は、4875万円を貯めても、生涯で言えばゼロと同じです。

60歳以上       4875万円の受益
50歳から59歳    1589万円の受益
40歳から49歳    ゼロ
30歳から39歳    マイナス1202万円
20歳から29歳    マイナス1660万円
19歳以下       マイナス4585万円

われわれは、とても歪んだ社会福祉の制度を容認してしまいました。高齢者が多く、しかも選挙での投票率が高いことが原因です。

コー
この話、あまり若い人に聞かれたくないね、俺はもうすこしで、年金がはいるからね。変えてもらっちゃ困るよ。
小林
でもコーさん、政府の財政が破産すると年金も医療費もパーになるんじゃないんですか。今のギリシャが対岸の火事で済まなくなってくるんじゃないんですか。
コー
そうだね、著者の吉田繁晴は悲観的だね。そして財政破産から身を守るには、やはり 金(ゴールド)がいいと言ってるみたいだな。しかし俺みたいに金(かね)がないのは金(きん)が買えないよ。
小林
そしてこの人は、デフレ脱却について、熱弁をふるっていますよ。
ママ
この人、超オモシロイ!
コメント
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