9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  リチャード・A・ヴェルナー著 <謎解き!平成大不況>

2015年09月27日 | 日記
とあるスナックで

小林
この本ではいろいろ重要なことが書かれていますね。 p-176


つまり、信用創造をともわない財政支出の増加は、消費や投資が減ることによって、その効果が帳消しになるということです

先に、財政政策の効果がなかったことについて、<財政支出の増加が金利の上昇を招き、それによって投資が減ってクラウディング・アウトがおきたんだ>とする意見を紹介しました。しかし、ここで導かれた結果は、財政支出の効果は金利によってクラウディング・アウトするのではなく、お金の量が増えないことによって帳消しになることをしめしています。

コー
<信用創造をともわない財政支出>とは、国が国債を発行し、それを民間部門(銀行、企業、個人など)が買うということだな。 p-176


ですから、国債を発行して政府支出を行うということは、(国債を買った人の口座)から(政府の仕事を受注した企業の口座)にお金が移るだけだということになります。
お金の量は変わりませんから、経済は拡大しないという結論です。
このことは、民間需要と公的需要のグラフに見事に示されています。
コメント
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