とあるスナックで
コー
いま香港で、暴力団関係者らしき人間たちが、デモ隊に盛んに棒で攻撃をかけているね。
これぞ、俺は「偽旗作戦」そのものだと思う。
小林
え、「偽旗作戦」ですか?
コー
そう、中共軍はこのデモ隊にいきなり、戦車の上から銃を発砲できないからね。
武器を持っていない、丸腰の人間を殺すことはさすがにできないだろう、世界中の報道陣がいる中では。
道路を法律に違反して占拠している、そしてデモによって香港が混乱しているからと言って、いきなり銃で殺すわけにはいかないんだろう。
デモ隊側も自然と防衛のために応戦するだろう、応戦しなきゃ、やられっぱなしだからね。
そうすると、どうだい。外から見れば、町の中で意見の違う人たちが暴力でお互いを攻撃しあっているという風に見えるわけだ。
町中が混乱し機能しなくなってくるわけだ。
これぞ「騒乱状態」なわけだ。
そこで、「戒厳令」が出てくるんだな。
この混乱を止めるには「戒厳令」を発動して、混乱を止めるほかないという風になるんだろ。
軍隊、戦車が出てくるわけだ。
そのための棒を持ってデモ隊に攻撃をする人間が必要なんだな。
これぞ(2001年、9月11日ニューーヨークテロ)や(ベトナム戦争時のトンキン湾事件)や(日本軍の張作霖爆殺事件)と全く同じ「偽旗作戦」だと思う。
いままさに、俺たちはそれを見ているんだと思う、「偽旗作戦」を。
この混乱が広がってくれば、必ず「戒厳令」と戦車だな。
何人死ぬだろう。香港の若者は覚悟をしているんだろうか。
だからこの母親は黙っておれないんだ。この先最悪、累々たる香港の若者の死体が目に浮かぶから。