とあるスナックで
コー
ではまたまた読んで行こう。 p-53
世界戦争の予言
我々に反抗する国があれば、その隣の国から戦争を仕掛けさせて、その犯行を挫折させる。もしその隣国もまた一緒になって我々に抵抗することになれば世界戦争を起こして彼らに報復しなければならぬ。外交政策上で成功を収める秘訣はその企図を秘匿することである。外交官はそのやることと言うこととが一致してはいけないのである。
我々の大規模な計画は今や成功を収めんとするに近いが、我々はこの計画に従ってゴイムの政府を推し進めなければならぬ。しかし表面はどこまでも彼らの政府は、世論の波に押されるような印象を世間にあたえるのだけれども、実はその世論というものは言論機関と称する大きな力の助けによって、我々が密かに製造しておいたものである。その新聞はごくわずかな例外はあるが既に我々の手に入っているのである。
要するに、欧州のゴイム政府征服策を一言でいえば、ある一国を暗殺し、恐怖させることで我々の力を示すことである。各国が結束して我々に対して蜂起するならば、我々は米国、支那または日本の大砲を向けて応酬するであろう。
小林
「300人委員会」が、アメリカや中国や日本をどう思っているかがよく分かりますね。
要するに傭兵、用心棒、そんな風に考えているということですね。
コー
またまた読んで行こう。 P-75
ゴイムは群羊、ユダヤは狼
ゴイムは羊の群れで、我々は狼である。諸君は狼が羊が群居する牧場に入ったらどうなるかを知らないことはないであろう。羊はただ眼を閉じてしまう。民衆も同様に諦める。
それは、我々が民衆に約束するのである。我々が民衆の敵を打ち負かし、国民を安定させたならば、すべての自由を返してやる、と。諸君には民衆が自由を取り戻すまで、どれだけ長く待たなければならぬかをお話する必要はない。「小林註:いくら待っても自由は戻ってこない、ということか」
我々がゴイムに事の真相を看破する暇を与えずに、彼らに対するこのような政策を立てるのは、世界に離散した我々ユダヤ民族は直説法では獲得できないから、こんな回りくどい方法をとったにほかならない。我々がフリーメイソン秘密結社を造ったのはこれが理由で、獣類ゴイムは秘密結社のあることも知らず、知ってもその目的を疑ってもみなかったのである。彼らには目に見える数多き組織すなわちフリーメイソン組合の方へ我々の導きで引き付けられていた。それはゴイムの同宗の人々の注意を回避するためであったのだ。
神の選民たる我々には、世界に散乱しても我々に害のない能力が神から与えられた。これが他民族から見たら我々の困ることと思うだろうが、反対に我々の力であって、我々は世界征服というところに触れてきた。この基礎の上に建築すべき僅かのことが残っているだけだ。
小林
ただこの本を読むうえで注意しなければならないことが ありましたよね、コーさん。
この本は、読んだ人間が「反ユダヤ主義」を抱くように仕組まれているということでしたよね。
この点は十分に注意しなければならないんでしょう。
この点が難しいところですね。
コー
またまた読んで行こう。P-125
暴動の鎮圧
徒党を組んで政府に向かうことは飢えた子犬が象に吠えつくようなものである。善く組織だった政府にとっては、警察的見地ばかりでなく、その社会の基礎から考えて、子犬が象に吠えつくのは、象の力を知らないからだと見なすべきである。ゆえに象としては一片の力を見せつけてやれば足りるので、犬は吠えなくなり、象を見るたびに必ず尾を振るようになる。
小林
香港の市民は、「・・、象を見るたびに必ず尾を振るようになる。」んでしょうか?
私はそうならないと思いますね。