9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について <羊毛刈り>とは その1

2017年12月12日 | 日記
とあるスナックで

コー
現在の金融システムである<債務・借金貨幣システム>の欠陥というものをもう少し掘り下げて見たいんだ。でないとなかなか今の金融システムをわざわざ変えようという風には思わないんじゃないだろうか。例えば中央銀行を政府のものにしようと、民間のままであろうと、たいして変わらないのではないかという意見になるんだと思う。また、<バブルと暴落>、<好景気と不況>が必然的に起こるといっても、いやだからいいじゃないか、だから今まで貧乏だった人間が、その波に乗り大きく儲けられる千載一遇のチャンスじゃないか、という意見もあり得ると思う。


山田
私の友人ですが、2008年のリーマンショクの時にですね、わずか10万円を1ヵ月に1300万円にした男がいましたね。FX(店頭外国為替証拠金取引)でしたが、当時はレバレッジが100倍まであったと思いましたが、オーストラリアドルと円の為替をやっていて、なにしろオーストラリアドルを売って売って売りまくったと言ってましたよ。そして気が付いたら10万円が1300万円になったと言ってました。その後かれはその金を元手に、仕事をやめてFXを専業にしましたね。最近彼に会ったら、今アフリカの何とかという国に、学校を作るんだと言ってました。その彼はあのリーマンショックのような、大きな波があったから今の自分があると言ってましたね。


小林
たしかにそういうこともあると思いますけど、でも1929年から1933年の間の世界大恐慌や、2008年のリーマンショックの時の惨状を考えると、とてもとてもそういう経済的な波を肯定するわけにはいきませんね。
たとえば世界大恐慌を調べてみるとこう書いてありますよ。

世界大恐慌

1929年10月24日、ニューヨーク市場で株価が大暴落したのをきっかけに、世界的に深刻な長期不況に陥った。米国の景気後退は33年まで続き、30年代を通じて経済は沈滞した。米国では32年までに、株価は9割、実質国内総生産は3割下落。失業率は一時約25%まで上がり、賃金は大幅に下がった。フランクリン・ルーズベルト大統領(33~45年在任)はニューディール(新規まき直し)政策を掲げ、多額の赤字国債発行で資金を調達し、公共事業に投じた。(朝日新聞より)


また別の記事では


世界大恐慌

1923~33年の間、世界中の資本主義諸国を襲った市場最大規模の恐慌。1929年10月24日、ウォール街の株式市場の暴落(暗黒の木曜日)、10月29日(悲劇の火曜日)の大暴落に端を発し、全資本主義諸国に波及した。米国の株価は80%以上下落、工業生産は1/3以上低落、失業者数は1200万人、失業率25%。



動画でもいろいろみれますよ。

たとえばこちら。



コー
しかも、この恐慌は意図的に作られたとしたら、<債務貨幣・借金貨幣システム>は変えなければならないという結論になると思うんだ。いま日本はまたバブルがはじまろうとしている、<仮想通貨>の世界で。だからいまこそ、<部分準備銀行制度>を考えなければならないと思うんだな、これでいいのかと。また同じ道をたどっているんじゃないのかと。



山田
え、なんですって。あの1923年の恐慌や2008年のリーマンショックが意図的に作られたっていうんですか?まさか、それはあり得ませんよ、絶対に。


コー
これらは巨大な<羊毛刈り>だったんだよ。

まず<羊毛刈り>という意味だが、<相手を借金漬けにし、破綻させ、担保を奪う>、ウォール街の隠語なんだな。

要するに<通貨>やその仕組みを利用して相手の財産を奪う一つのテクニックだな。

宋 鴻兵 著 <通貨戦争>に詳しく書かれている。彼の意見は<陰謀論>だろうか。考えてみたいと思う。


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