かなり?!昔ですが、ある新聞の子育てに関するコーナーに
「言葉」についてのすてきな記事が載っていたのでちょっと紹介したいと思います。
その筆者の方は、4か月の赤ちゃんのお母さんに「今は何を話しかけてもわからないから
いつ頃から本格的に話しかければよいのでしょう?」と聞かれた時、こんなにふうに答えるそうです。
言葉の文字には「葉っぱ」の字が付いているでしょう。
言葉が赤ちゃんの口から音声として出る前に、お母さんの言葉が赤ちゃんに
“言葉の種”をまくの。そして、話してみようかな、言ってみたいな、
という心が、赤ちゃんの中に芽吹いて、やがて“言葉の種”が茂り始めるのですよ、と。、
お母さんが何か話しかけた時、その言葉がむなしく空間に
消えていくのではなく、それは赤ちゃんの身体に染み込んで、
心の奥底にしっかりと根づくというイメージを持つことが大事です。
赤ちゃんはお母さんの声をきちんときいています!
そして声の調子と、そこからかもしだされる雰囲気で演出される
お母さんの存在とその世界を、やわらかな心で少しずつつかみとって
いきます。
「心」の原型とでもいうようなものが、赤ちゃんのなかに
動き始めるのです、とも書かれていました。
さあ、やさしい笑顔でたくさん話しかけてあげましょう!