「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

母乳育児のトラブル

2010年05月27日 | 保育のヒント

                               

 

 はじめて赤ちゃんが生まれ、母乳をあげるとき、

  お母さんは、飲ませ方がわからず、赤ちゃんのほうも

  上手に吸いつくことができないため、

  乳首が切れてしまったり、おっぱいがつまって

  しこりになって痛くなったり、乳腺炎になるなどの

  トラブルが、少なくありません。

  赤ちゃんの月齢はもう大きいのですが、おむすびの

  利用者の方で、この間乳腺炎になり、

  熱が出てしまったママがいました。 

 

                                

   生まれて間もないころは、赤ちゃんもママも初心者。

  赤ちゃんは、一生縣命おっぱいを飲もうとしますが、

  疲れてしまい、ウトウト、そしておなかがいっぱいに

  なっていないので、すぐに目をさまし、

  おっぱいが欲しくて泣くのを繰り返します。

  お母さんも、寝不足になったり、体力を

  消耗してしまいますよね。

  そして、

  乳頭に傷がある場合は、がまんしておっぱいをあげなくては

  いけないのですが、

  赤ちゃんが吸いつくと、飛び上るほど痛いのです。

  

                            

   お母さんと赤ちゃんが、授乳に慣れてくると

  段々に解決する場合もありますが、

  おっぱいの吸わせ方や抱き方を変えると、

  防げることがあるとのことです。

   

                             

  乳管のつまりによる乳房のしこりは、

  赤ちゃんの吸いつきが浅く、一部の乳管に

  飲み残しがある時や、授乳間隔が急にあいた時に

  起こりやすいとのことです。

  乳頭の傷は、吸いつきによる圧力が、長い時間

  同じ部分にかかることなどが原因だそうです。

 

                          

  良い吸わせ方は、

  赤ちゃんの口に、乳房が、深く入るようにします。

  まず、赤ちゃんの上唇から、下唇にかけて、乳首を

  なでるように刺激し大きく口をあけるのを待ちます。

  赤ちゃんが大きく口を開け、舌が歯ぐきより

  前に出てきたら、さっと赤ちゃんの肩と胸を

  引き寄せ、下あご側から乳房を出来るだけ

  口に入れます。

  下あごは、乳房にくっつき、赤ちゃんの鼻は、

  乳房から離れていることを確認します。

  口は大きく開き、唇は、ドナルドダックのように

  外側に開いていたらOKです。

 

                          

  赤ちゃんの口がしっかり開かず、おちょぼ口で

  上手に吸いついていない場合は、

  口角から、指一本入れて吸わせながら一度はずし

  再度吸いつかせます。

  また、抱き方は縦抱きや横抱きなどかえると、

  乳房の同じ場所に圧力がかかるのを防ぎます。

  しこりを手で、圧迫しながら授乳したり、つまっている

  方の乳房を頻繁に長く吸わせるなどでも、

  つまりがとれることもあるそうです。

  

                             

  乳腺炎のあとのしこりは、石灰化して

  後までのこってしまうこともあります。

  乳首や乳房の痛みが強かったり、

  腫れて高熱が出る乳腺炎の可能性があったら

  早めに病院の母乳外来や助産院で

  診てもらうようにしましょう。

 

                             

  


細菌性髄膜炎を防ぐワクチン

2010年05月17日 | 保育のヒント

   「髄膜」(ずいまく)というのは、脳と頭蓋骨の間にある膜です。

  クモ膜下出血のクモ膜なども、髄膜の一つです。

  鼻の奥などに定着した細菌が、血流などを介して、

  侵入し、この「髄膜」に炎症をおこすのが、

  「細菌性髄膜炎」です。

  同じ菌が耳管から中耳に入り、炎症を起こすと

  中耳炎になります。

                         

 

  細菌性髄膜炎は、年間推計で1000人近くが発症し、

  約5パーセントが死亡、15~25%に発達障害、

  てんかん、難聴、などの後遺症が、残るこわい病気です。

  原因の約6割が、インフルエンザ菌b型(ヒブ)、

      約3割が、肺炎球菌だそうです。

  そして、肺炎球菌の方が、死亡率も後遺症の割合も

  高いとのことです。

                       

 

  2008年12月にヒブワクチンが、日本で発売され、

  予防接種ができるようになりました。

  それに続き、今年2月に子ども用の肺炎球菌のワクチンが、

  発売されたそうです。

  米国では、2000年にこのワクチンが定期接種に

  組み入れられ、2歳未満の肺炎球菌による

  髄膜炎の発症が、64%減少したということです。

                            

 

  また、中耳炎や肺炎の発症もある程度減らす効果も

  報告されているとのこと。

  中耳炎や肺炎は、いろいろな細菌が原因でおこりますが、

 肺炎球菌が原因だと、重くなりやすいのだそうです。

                              

  

  摂取対象と接種回数は、

          2ヶ月~6ヶ月児は、4回

          7ヶ月~11ヶ月児は、3回

          1歳児は、2回

          2歳~9歳児は、1回  

                      となっています。

                            

             

   副作用は、注射部位の腫れ、発熱などがあるが、

  販売元の会社によると、国内の治験で重い副作用が、

  出た例はないとのことです。

  でも一回の接種料が、9000円~1万円程度と高額なので、

   「細菌性髄膜炎親の会」では、公費助成が出る、

   定期接種化を求めているそうです。

                                

           

   以前勤務していた保育園の園医さんが、

   予防接種の権威だったのですが、

   「日本は、予防接種に関しては、後進国」だと

   話されていました。

   予算をとるのは、きびしい状況ですが、

   小さな命を守るため、国や自治体が、

   早く取り組んで、定期接種化を

   実現できると良いと思いました。

 

                               


育児書に載っていないパパの役目って・・・

2010年05月14日 | 保育のヒント

                            

    最近の子育ての雑誌に、しかり方とほめ方の特集が、

    載っていました。

    その中に、毎日子どもに寄り添い、

    遊びや、いたずら、泣き笑いに付き合っている

    ママは、必然的に「しかる」「ほめる」を

    一人で背負いがちになっているとありました。

                             

    最近のお母さんは、ひとりで頑張りすぎている、

    しかし、子育ては、お父さんにだって重要な役割が

   あるはず、どうしていいかわからないお父さんは、

   「自分は、何をしたらいい?」と歩み寄り、

   夫婦で育児に向き合うようにしてください、と

   書かれていました。

   そして、しかる時に、お父さんと、お母さんで、

   「しかる役」と、「なぐさめたり逃げ道になる役」の分担を

   するようにと言っていました。

                             

   それから、

   そのあとに書かれている事が、とても重要に思えました。

   子どもだけではなく、「逃げ道」は、

   実は、育児の重荷を背負ったお母さんにこそ

   必要なものなのです。

   お父さんは、ときどきイライラの募ったお母さんを

   ぎゅっと抱きしめたり、ねぎらいの言葉をかけるなど

   してあげましょう。

   それが、お母さんの心をいやす、

   「逃げ道」になるのです。

   子どもが生まれることで、女性の人生は、

    大きく変化します。育児だけの人生になると、

   一人で抱えこみ、イライラするのです。

    「何かやりたいことがあったら、応援するよ。」

    と妻自身の人生を守ることこそ育児における

    お父さんの第一の役割だと思ってください、と・・・。

                            

   親育ち講座の時や、アンケートをとると、

   最近のパパは、育児に協力的で、いろいろ

   手伝ってくれたり、赤ちゃんといっしょに過ごす

   時間も努力して作ってくれているようです。

   でも、中には、最初の頃は、よくやっていたのに

   ママが子育てに慣れてくると、おまかせに

   なったり、パパも仕事がいそがしくなると

   余裕がなくなり、手伝えなくなることもあるようです。

   実際に何かを出来ない時でも、ママは、パパが、

   自分の大変さをちゃんと理解してくれていると

   思うだけでも、こころ強く、

   大変でも子育てをがんばっていこうと思えるんですよね。

                       

   パパがみんな、この役割に気付いて、

   ねぎらう気持ちを自分なりの方法で

   ママに伝えられたら、夫婦の絆もさらに深まり、

    赤ちゃんも幸せになると思います。

                       

  


保育中の赤ちゃんの様子(GWの前後)

2010年05月07日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

  今年のGWの連休は、お天気がいい日が続きました。

  急にあつくなったりしましたが、

  元気ですごせましたか?        

  初節句のお祝いをした赤ちゃんもいたので

  しょうね。

   おむすびでも、こいのぼりやかぶとの装飾を

    していました!

   保育中の写真( ○ ○ ちゃんの今日の様子)も、

   こいのぼりと撮ったりしました。

 

 

         

       もうすぐ、おたんじょう日を迎える月齢の

       大きな赤ちゃんです。お気に入りのおもちゃ

       でいっぱい遊んでいました。

       離乳食の時間、最初は、ラックのお椅子にすわってを

       食べていましたが、いやいやしたので、

       おりて、だっこで食べました。

 

                

          ママがお出かけしたあと、泣いていましたが、

          おもちゃを動かして見せてあげると、

          少し落ち着き、よ~く、見ていました。

 

         

     興味のあるおもちゃに      ママの持っている携帯に

     手をのばしてさわろうと        似ているおもちゃは、

     しています。             みんな大好きです。

 

         

              保育室にも、玄関にもこいのぼりがたくさんありました!

    

             

       つかまり立ちが出来るようになりました。

       ある期間長く利用してくださると、

       赤ちゃんの成長の様子がよくわかって

       うれしくなります。

  

         

     月齢が小さい赤ちゃんは、        たくさん遊んだあとは、

     はらばいで、遊んでいます。          おやすみタイム。

     上体をあげた姿勢を保つって        すやすや気持ち

     いるうちに筋力がつきます。       よさそうにおねんねです。