「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

大切なのは、「自分」を忘れないこと。

2009年07月28日 | 保育のヒント

                        

  はじめての子育てに戸惑うお母さんに、

  世の中の常識は、まだまだ「子育ては、母親の仕事」。

  すべてが、子ども優先だから、自分のことなどは、

  二の次、三の次で当たり前。

  必死で子育てしているうちに、

  自分が一人の人間であることすら忘れてしまい、

  多くの母親たちは、子育てが、一段落するまでは、

  我慢するしかないとあきらまているのが現状ではないか

  と、新聞の教育欄に書かれていました。

                   

  そして、筆者は、こう続けています。

  しかし、はっきり言って子育てには、終わりがなく、

  乳幼児期には、乳幼児期の、児童期には、児童期の

  思春期には思春期の悩みや問題があり、

  あえてそこから、離れない限り、ずっと子どものことだけで

  人生を終わりかねませんと・・・。

                   

  そして、大切なのは「今」、「自分」を忘れないことです。

  と、言っています。

  子ども目線で物事を見ることは、とても大事なことですが、

  子育ては、「母親や父親自身の生き方や考え方を

  示すことだということも忘れないようにしたい」とも書いています。

                    

  「とにかく、子どもが生まれてからは、子ども優先。

  おしゃれも、美味しいものも我慢。自分の楽しい時間なんて

  とんでもない!」と言うお母さんに聞いてみると

  「もう何年も、映画を見ていない、本も読んでいない、

  好きな音楽も聴いていない、いれたてのコーヒーも  

  飲んでいない…」

  これでは、お母さんの心は育ちません。

                        

  お母さんも、たくさん感動してください。 

  たくさん学んでください。      

  子どもが飲めないコーヒーを飲んでもいいし、     

  香辛料のたっぷりきいたエスニック料理だって 

  食べましょう。(母乳をあげている時期には、

  出来ないこともありますが・・・)

  食べたいものを食べたり、欲しいものを買ったり、

  時には、おしゃれをたのしみましょう。  

  子育てに自信がなくなりそうな時にこそ

  自分のペースで歩くことが大事です。     

 

  気持ちいい風を体いっぱい感じながら歩きましょう

  大丈夫です。子どもは、ちゃんとお母さんについていきますと。

                         

  そう、子どものために、わたしは我慢していると

  思いながら、不満をつのらせ、余裕なく、まるで被害者のような

  気持ちで生活しているお母さんが、

  子どもにとっていいわけがありませんよね。

 

  一生懸命子育てしていながらも、時々自分の好きなことを

  してリフレッシュたり、感動し、輝いているお母さんに、

  子どもは、人間としての魅力を感じとっていくような気がします。

  大好きなお母さんがにこにこしているだけで

  子どもも安心して過ごせるのだと思います。

  毎日いそがしいお母さんも、

  ひとりの人間である「自分」を忘れないで、

  子育てをしていってほしいと思います。

 

  どうぞ、

  「おむすび」の一時保育を利用して、

  お母さんも、少しだけ赤ちゃんと離れる経験をして

  ひとりの人間として過ごす時間をつくり、

  新鮮な気持ちで、また赤ちゃんと向き合う経験を

  してみてください。

  赤ちゃんにとってもいろいろな人に接することは、

  良い経験になると、保育の専門家の先生もおっしゃって

  います。

  赤ちゃんをあずけることに不安があるおかあさんも

  一度おむすびを利用していただくと、

  「利用してよかった」といってくださる方が99パーセント、

  そして

  「また利用したい」と言っていただく方も多く、

  50%の方がリピーターになってくださっています。

 

  「おむすび」は、リフレッシュしたいおかあさんを

  おまちしています      

   

  

                   

  


おむすびで過ごす赤ちゃんの様子No.2

2009年07月24日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

                                                         

     おむすびで、お友達とおもちゃで遊んだり、ねんねしたり

   時には、泣いてお外に出てみたり…… 

   一時保育の間の赤ちゃんの様子を、

                  また紹介したいと思います。

                            

  

  おともだちが遊んでいるおもちゃが気になります。

   大人とかかわるのとまたちがった刺激を

   おともだちからいろいろうけているのですね。

 

おともだちといっしょになると

    あかちゃんどうしふれあって遊ぶ姿が見られます。

    お互い目を見つめあってにっこりすることも…

    目をしっかり合わせられるって、とっても

    大切なんです。   

 

 はらばいになって、おもちゃをなめたり、両手をつっぱて

  体をささえ、はいはいの準備をしています

  歩く前に、たくさんはいはいをしたほうがいいんですよね

  

   月齢が高い赤ちゃんは、自分で絵本をめくって

 見ていました ちゃんと正座している後姿が、なんとも

かわいらしくて、思わずパチリ  

 

    すやすや おやすみタイム、

    だっこされていると安心してねんねしてくれます。

    体をぴたっとつけてくれると、そのぬくもりと

    やわらかさに、こちらのほうがいやされます。

 

      時には、外に出てモノレールや、

  車を見たり、ちょうちょやとんぼを見たりすることも…

     ありさんのお散歩にも

  興味しんしんです

 

    ママが安心してお出かけできるように、そして

    ママがおでかけしている間、少しでも赤ちゃん達の

    不安を取のぞいて、たのしく過ごせるように心がけ、

    「おむすび」のスタッフは、保育しています。

   

                     

 

     おむすびで6月からはじめた「ポイントカード」、

      20ポイントたまって500円保育無料券を差し上げた

       利用者のママが、先日一時保育をした時に

       その無料券を使ってくださいました。  

       また、同時にスタートした「お友達紹介カード」のほうも、

       紹介されて来て下さったママが、

       500円の無料保育券と、登録時におわたししている

       1時間おためし保育券を併用して

       一時保育を利用してくださいました。 

 

      少しでも多くの方に、「おむすび」を知っていただき、

      利用していただきたいとはじめた

       「ポイントカード」と「お友達紹介カード」ですので、

       活用していただいてうれしいです。

       これから、活用してくださる方が、どんどん

       増えていってくださることを願っています。

      

 


赤ちゃんとたくさん触れ合いましょう!!

2009年07月10日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

 赤ちゃんをたくさん抱っこして

 

   赤ちゃんが泣く度に抱いていると、

   抱き癖がついて自立心のない

   わがままな子になると聞いたことがありませんか?

   でも、これは大きな間違いです。

 

   生まれたばかりの赤ちゃんは、

   心臓や肺が、うまく機能していません。

 

   抱いたりなでたりすると

   呼吸や血液の循環が刺激されて、

   うまく機能するようになるそうです。

   また、抱いてやさしく揺すってあげると、

   小脳に心地よい刺激が与えられて

   睡眠が規則的になるとのことです。

 

  赤ちゃんでなくても、手でなでてもらったり、

  さすってもらったり、手をにぎってもらったり、

  ふれあうことで、いやされたり、励まされる

  ことってありますよね。

  お母さんのおなかの中にいた時の

  つつまれているような安心感、お母さんのあたたかさを

  赤ちゃんが求めるのは、あたりまえなのです。

 

   睡眠が規則的になると、夜ぐっすり寝てくれるし、

   泣くことも少なく、健康で活発になり、

   育てるのがとても楽になります。

  

   だっこは、からだの機能にも、こころの安定にとっても

   必要不可欠といってもいいかもしれません。

   

 抱き癖がつくから、などとためらわず

赤ちゃんをどんどん抱っこしてくださいね

 

 

 

 赤ちゃんとのスキンシップ

 

  乳児期の赤ちゃんは、

   日常のふれあいの中で、

  いつも表情や様子を見てあげること、

  できるだけ、たくさん触ってあげることが大切です。

 

  「おむすび」でおこなっている「ふれあいベビーマッサージ」

  では、オイルをつかい、専門的に、手、あし、胸、おなか、せなかと

  そのからだの部分の動きをうながすマッサージを、

  教えてもらいますが、

  その他にも、日常の生活の中で できるもの、

   たとえば、おむつを替えるときに

  キャッキャッと声をあげて機嫌よく足をバタバタしているようだったら、

  ちょっと足の裏を押してあげる、はだかのおなかをくすぐってあげる、

  手を盛んに動かしていたら、ちょっと手を添えて上に伸ばしてあげる、

  そんなことが、大切になってきます。

 

  方法にこだわらないで、

  日常的なスキンシップも大切にしたいものです。

  こうすることで、だんだんと赤ちゃんの個性やタイミングを、

  ママやパパもわかってきます。

  でも、くれくれもムリをしないこと、

   「運動をさせよう」と急がないことが大切です。

 

  ここで簡単なスキンシップをご紹介しますね。

 

おなかをぐるぐる~

  赤ちゃんのおなかに手のひらを当てて、ぐるぐる円を描くだけ。

  顔を見ながら、歌をうたってあげれば最高。

 

足の裏をちょっと押す

 足の裏を交互にぎゅっと押してあげよう。

 赤ちゃんが押し返す感じを掌に感じるくらいの強さでゆっくりと。

 

髪の毛を「ふ~」

 ママの息で、髪の毛がゆれる感じ、ふわふわ動く感じを

 伝えてあげましょう。

 それだけで上機嫌になることも。

 

おなかに「は~」

 おなかに直接、息の温かさを伝えます。

 ことばがわからなくても息で気持ちを伝えるつもりで。

 

おしりもぐるぐる~

 ご機嫌なときは、うつぶせにして、かわいいおしりを手のひらでぐるぐる。

 様子を見ながらゆっくりと。

 

ご機嫌なら手を伸ばそう

 楽しそうに手を動かしているときは、ママの手を添えて、

 さらに伸ばしてあげてもいいですね。

 でも、無理はしないこと。

 

鼻をつまむ

 赤ちゃんの小さな鼻、ちょっとつまんでみませんか?

 ただしご機嫌なときに。

 別に意味なんかなくてもいいいんです。

 

ママのほっぺに手を当てる

 ときには、赤ちゃんの手でママの顔をさわってもらいましょう。

 ママも「ご機嫌」になることうけあいです。

 

    以上いくつかご紹介しました。

    いずれも簡単にできることばかりなので、

       皆さんもぜひためしてくださいね。

 

 


お母さんのちから

2009年07月07日 | 保育のヒント

                     

  ずいぶん前のはなしですが、ある私立の保育園に

  見学に行った時のことです。

  若い保育士さんがたくさんいて、あまりベテランの保育士さんは

  見かけませんでした。

  見学後、質疑応答の時に、子育ての経験のある保育士の

  必要性について話になった時、園の責任者の人が、

  「経験のある看護師もいるし、特に、必要には思いません。」

  との返事でした。

  私立の保育園なので、経営上、産休や、育児休業を

  職員にとらせる余裕がないとか、経験者や、勤続年数に

  見合ったお給料を出せないなどの問題はあると思いますし、

  若い保育者の良さも、もちろんあるのですが、

  子育ての経験をまったく否定するようなその答えに、

  納得できない思いをしました。

                                      

  少し前の新聞に、「お母さん力(りょく)」という言葉を

  目にしました。そこには、

  子育てをしているお母さんは、「子どもはかわいいけれど、

  自分だけ社会に取り残されているように思えてしまう。」とか、

  「家事と子育てでこんなに大変な思いをしているのに、

  社会的には、何も認められていない。」と

  感じている人が多いとありました。

  子育ては、社会一般の仕事という意味では、なかなか

  通用しないのが実情かもしれません。

                   

   あるファミリーレストランでは、子どもが熱が出たといって

  急に休まない、素直でかわいいとのことで、

  パートの子育て中のお母さんより、高校生のほうが、

  時給が高い場合があったとか…。そこの店長は、マニュアルどおりの

  接客でOK、むしろ、余計な雑談は、不要と言っていたそうです。

                   

  でも、別の料理店では、接客担当のパートタイムの女性が、

  3歳児と3ヶ月の子連れのお客を見るなり、

  「お座敷にいたしましょうか?」と一言。

  部屋へ案内しお茶とお水を運んだ帰りには、床の間の陶器を

  さりげなく片付けていたそうです。

  そして、 おわんを置く時は、「あついから気をつけてね。」と

  子どもに向かって優しく言ったそうです。

  これこそお母さんならではの気配りがきいた接客ですと、

  筆者は、言っていました。

                       

 経営やお客を効率よくさばくという意味では、前者もすぐれている

 という見方もできるかもしれませんが、

 経験や知恵を生かして、いろいろな人の気持ちをくみ取ったり、

 思いやりのこころをもって接する接客ができ、

 お客さんに気持よく過ごしてもらい、喜んでもらうほうが

 ほんとうは、大切にされるべきことではないかと思います。

  筆者の言うように、お母さんの経験や知恵が詰まった

  「お母さん力(りょく)」が評価されて、

  もっと仕事に生かせるようになったらすてきな社会に

  なるということに、同感です。

                       

  本当は、「子育て」というお母さんの日々のがんばりは、

  社会に直結していると思うのです。

  子どもががんばれるのは、お母さんという存在があるから。

  子どもが、道を踏み外しそうになった時、思いとどまるのは、

  自分がそうなった時お母さんを悲しませることになる。

  自分を一番大切に思ってくれる人が、苦しむことになる。

  そう気づけた時だそうです。

   損得や効率や数字上の成果ばかりしか評価できない社会は、

   やっぱり、いつか行き詰ってしまうような気がします。

                         

   りくつなしに愛情をそそいで育ててくれるお母さんがいて、

   子どもは、安心していろなことを吸収し、

   人間らしい人間に成長していくのではないでしょうか。

   だから、お母さんには、いつでも元気でいてほしい。

   そして、お母さんが、そのお母さん力(りょく)を発揮できるように

   「おむすび」は、お手伝いしたいと思っています。

                       

   

   今、子育て支援がさかんに行われているのも、

   そういうことが理解され、意識されてきたからだと思うのです。

   今は、逆に社会に発信している子育て中のママもいます。

   社会に忘れられているのではなく、

   実は、要の部分を担っていると、自信をもって

   子育てしていってほしいと思っています。

 

                

   

   

 

 


子どもが成長しようとする流れにより添って

2009年07月03日 | 保育のヒント

                       

     新聞の教育欄に連載していたシリーズの

         最終回に書かれていた、ある造形作家の方の

         お話がとってもすてきだなあと思ったので、

         紹介したいと思います。      

 

     子どもが誕生した時は、「生まれてきてありがとう

       と感謝の気持ちでいっぱい。でも、育てていく中で、

       健康な子に、賢い子に、出世する子に・・・と、

       あれこれ親の願いは、増えていきます。

       どれも子どもの幸せを願う、親の切実な思いです。

      でも、その願いをかなえるため、一生縣命になりすぎると

       なんだかおかしな脱線をはじめてしまっても、

       まひして見えなくなることがあります。

       そんな時、

       今していることが本当に子どもにとって

       幸せなことなのかしら?

       よーく冷静になって考えてみましょう。

 

       この子を一番愛して誰よりも幸せを願っているのが

       親なのです。そして子どもも、何より親を求めています。

       赤ちゃん、幼児、子どもの時代は、

       二度ともどってきません。一番大切な時期です。

       親子で過ごすあたたかな空間が、どれほど幼い子の

       心の栄養になるか計り知れません。

 

       どうして接してよいかわからなければ、

       子どもをじっと観察してみてください。

       子どもがみずから育とうとしていることに

       気づくはずです。

       無理に「育てよう」と意気込むのではなく、

      子どもがみずから成長しようとする”流れ”に沿って

       より添っていけばいいのです。

       それだけでも、十分に子育て上手な親になって

       いくはずです。

       親は子どもに育てられます。

       素直に育ててもらい、遊んでもらいましょう。

 

       小さな部屋の中にいては何のきっかけも

       出会いも生まれません。

       外に散歩に出かけてみてください。

       たとえ都会のかたすみだって、一歩外に出れば、

       自然がつつんでくれます。

       地面や街路樹にも息づく生命があります。

       身近な自然の中に身を置いてみると、

       すっと悩みの霧が晴れて、小さなしあわせを発見できます。

       人間に備わる五感を使って季節を感じてみましょう。

       日々の生活の中にこそ、親子で楽しめる

       「遊び」が、いっぱいあふれていますよ。

 

                  

 

       なんか、気持ちがほっとするような気がしませんか。

       力まないで、自然に赤ちゃんと向い合い

       あたたかい空間の中で、

       子育て上手なおかあさんになってくださいね