「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

一時保育おやすみのお知らせ(夏季)

2010年07月23日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

                            

   

   いつもおむすびを利用していただき、ありがとうございます。

   利用者のみなさんに、お知らせがあります。

 

     8月12日(木)終日 ・8月13日(金)午後12時以降

   上記日程は、嘱託医の「みぞべこどもクリニック」が

   休診のため大変申し訳ありませんが、

     一時保育をお休みさせていただきます。

 

     ※ 利用予約、講座予約、利用手続き等の

       業務は、通常どおり行っています。

  

    尚、上記の8月13日(金)午前は、

    「みぞべこどもクリニック」は、休診ですが、緊急時は、

    「須賀小児科」にて対応いたしますので、

    通常通り保育業務を行います。

 

    ご迷惑をおかけいたしますが、お子様を安全に

    お預かりするためにご理解いただきたく、

    よろしくお願いいたします。

                     0歳児ステーション・おむすび

 

                           

 

 

8月13日(金)午前は、


7月中旬の保育室の様子

2010年07月22日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

 

     7月中旬の保育室の様子です。梅雨のうちは、

     蒸し暑く、梅雨があけたら猛暑になってしまいましたが、

     その暑い中、おむすびに来てくれた赤ちゃん達の

     様子です。              

 

            

     だっこしてもらうと、         ラックで離乳食をもぐもぐ、

    目の高さのものを           おいしいね

    いろいろ見まわしています。

 

     

     アンパンマンに一生縣命

     手をのばして…。

     お家にも、あんぱんまんが

     いるのかな?

 

       

   プレイジムにお手てをのばして      にぎったり、ひっぱったり

     遊んでいます。              ふったり、なめたり・・・

                           ひとり遊びができることは

                           集中できることですね。

 

       

      ミルクを飲んでいても、      しっかりはらばいで、上体を

     おとなりで遊んでいる       あげて遊べます。

     お友達が気になるのね。

 

    

      玄関の装飾が、夏になりました

     学校も夏休みに入って、行楽のシーズンですが、

     暑さがもう少しやわらいでくれるといいですよね。

 

                       

 

 

 


ゆびしゃぶり、おもちゃなめは、食べるための準備行動

2010年07月20日 | 保育のヒント

                            

                         

  赤ちゃんは、2ヶ月頃になると、手や指を口元にもっていったり、

  しゃぶったりできるようになります。

  3ヶ月頃からは、、おもちゃをじっと見たり、にぎったり、

  なめたりして遊ぶようになります。

  これらの行動は、母乳やミルクを飲む「哺乳の機能」から、

  離乳食を「食べる機能」へと移っていく練習になるのだそうです。

 

                         

  生まれたばかりの赤ちゃんは、口のまわりに加えられた

  刺激に対しては哺乳反射という原始的な動きが、先におこりますが、

  成長するにしたがい、この反射はなくなるそうす。(6~7ヶ月くらい)

  この哺乳反射がなくなることにおいても、口や手指を使った遊びによる

  いろいろな感覚刺激を、長時間経験することが、

  関連しているそうです。

 

                              

  「食べる機能」というのは、「哺乳反射」とちがい、

  加えられた感覚刺激に対応して引き出された、

  「自分の意思による運動」と言われていて、

  その機能を発達させるためには、口唇や、舌、あごなどの

  器管が、、それぞれの動きの経験を積むことが、必要とのことです。

 

                               

  このように、乳児期前半にみられる「ゆびしゃぶり」

  「おもちゃなめ」などの口を使った遊びの経験は、

  口の機能の発達をうながす大切な行動であり、

  食べる機能の準備のための、

  意味のある行動だということです!

 

                         

 

 

 


赤ちゃんの情緒の発達

2010年07月15日 | 保育のヒント

  児童精神科医の先生の新聞の教育欄の記事で、

  あるフランスの心理学者が、人間の発達の初期を

  詳細に観察して得た事に、多くのことを学んだとありました。

                  

  その心理学者は、赤ちゃんが、生後1,2か月になると、

  まだ首もすわっていないのに、お母さんが笑いかけると、

  笑顔で応えることに気づき、感動します。

  人間が生まれ持っている他者への共感性の奥深さに

  心を打たれたそうです。

                     

   さらに、赤ちゃんは2,3か月になると、お母さんに、

   できるだけ自分のそばにいてほしいと要求しはじめ、

   離れようとすると泣いたり、怒ったりするようになります。

   3,4か月になるとあやしてほしいとか、抱っこしてほしいと

   自分が、喜ぶことをするようにせがみます。

                       

  さらに、4,5か月になるころには、自分を喜ばせてくれている

  お母さんに、あなたもあなたも喜びを感じてくださいと、

  要求する、非常に人間的な高度な感情をみせはじめるそうです。

   赤ちゃんは、自分一人で喜んでいるのでは、あまりうれしくなく、

   お母さんと一緒に喜び合いたいのだそうです。

   大切な相手と一緒に喜びを分かち合うことに

   大きな喜びを感じることができるようになってくるのだそうです。

                       

   これは「、人間的情緒が発達するはじまりだ」と、

   心理学者は指摘しています。

   コミュニケーションの発達の基盤は、

   相手と喜びを分かち合うことにあり、

   それをもとにして、他者と悲しみも分かち合う感情が

   芽生えることだと、この心理学者は、観察の中で

   発見していきます。

 

   相手と悲しみを分かち合うことができて、

   はじめておもいやりの気持ちが発達しはじめるのだと

   いいます。

                          

   よく、どんな子になってほしいかと聞かれて、

   「思いやりのある子」と答えることがありますが、

   人の痛みを感じられる、人のこころがわかるようになること、

   これは、言葉で教えても身につくわけではありませんね。

                    

   成長していく段階で、いろいろな体験をしたり、

   人に接して学んでいく部分もあるとと思いますが、

   人間に対して、共感し、信頼をむすぶ大切な第一歩は、

   お母さんの心からの笑顔であり、

   喜びを分かち合うことなのですね。

   まずは、赤ちゃんに笑顔ではなしかけてみてくださいね。

       

                       

     

   

 

   


6月~7月にかけての保育室の様子

2010年07月09日 | 一時保育おむすび(保育室の様子)

    

     蒸し暑い日が続いていますね。こんな梅雨は、

    今までなかったのでは?・・・

     たなばたさまのお天気は?

     天の川は、見えたのでしょうか?

                                  

                

     保育室のおりひめとひこぼし、たなばたさまの装飾です。

                         

 

                    

       ミニ笹飾りです。笹は、スタッフが、河原から調達。

       手作りの飾りをつけました。

      願い事は、「赤ちゃんが、いっぱいおむすびに

              きてくれますように

 

          

        最近は、月齢の小さな赤ちゃんが、

          いつもより多く、おむすびにきてくれています。

          一時保育では、3ヶ月や、4か月の赤ちゃんが

          利用してくださいました。

         また、万願寺のこども家庭支援センターに行ったが、

         火曜日でお休みだったので、

          「おむすびで、 授乳させてください。」

         と立ち寄ってくれた赤ちゃんもいました。

         親育ち講座の予約も、2か月くらいの赤ちゃんの

         ママからお電話がかかってきています。

         また、引っ越してこられて、おむすびを知り

         登録にみえたママもいました。

 

 

                

     ミルクを飲んでいるところを    布製のプレイジムに

    パチリ!カメラに気がついて    ぶらさがっているおもちゃを

    こっちを見てます。          じっくり見ています。

    気を散らしてしまって        もう少ししたら、きっと、手をのばして  

    ごめんね。             さわろうとするね。

       

       

   ラックでおねんねタイム。      音がする、うさぎのおもちゃを

                        そばに持ってきて見せてあげると

                         視線をあわせて、しっかり     

                         見ています。

   

          

   あんよをトントンしてもらうと     ぬいぐるみが好きな赤ちゃん。

   うれしそう。               くまのプーさんのぬいぐるみに

                         手をのばしたら、たおれてしまい、

                         顔をのせるようにして遊んで

                          いました。

 

   一時保育を利用すると、

   赤ちゃんの様子を写真にとって、「今日の様子」として

   お知らせしていますが、この間、何回か利用してくださって

   いるママが、お迎えに来た時に、

   「これ、見るの、パパが楽しみにしているんです。」

   と話してくれました。

   あずけている間の赤ちゃんの様子をお伝えして、

   ママに安心していただくことが目的ではじめたのですが、

   おむすびを利用した記念にもなるし、お家の方にも

    よろこんでいただけて、うれしく思いました。

     

                         

   


泣きやまない時のかかわり方

2010年07月05日 | 保育のヒント

                                                    

             

   赤ちゃんは、泣くことでおなかがすいた、

  おむつがぬれてきもちが悪いなどの要求を伝えます。

  お母さんは、そのサインを通じて子どもの要求に応えます。

  赤ちゃんは、泣くことで、お母さんとコミュニケーションをとり、

  心が満たされるのです。

                                                    

  しかし、なかなか赤ちゃんが泣きやまないと、

  こんなにいろいろやっているのに、どうして泣きやんでくれないのだろう。

  まるで、自分をこまらせているのではないかなどと

  感じてしまうこともあるようです。

                                                        

  泣き方にも、個性があり、大きい声で、激しく泣く赤ちゃんも

  いれば、やさしい泣き方の赤ちゃんもいます。

  言葉で伝えることができないし、感情のコントロールも

  まだ出来ない赤ちゃんは、お母さんが要求どうり

  してくれていても、すぐには気持ちが切り替えられず、

  泣き続けることもあるかもしれません。

 「でも、決してお母さんをこまらせるために泣いているのではない

  ということをわかってあげてください。」

  と、一人の母として子育てをし、子育てについて本を書いている

  ある大学教授は、新聞の記事で言っています。

                                                       

  ハイハイやよちよち歩きができるようになり、移動範囲が

  急激に広がると、知的好奇心が高まり、

  あらゆるものを触わったり、なめたりします。

  大人のだいじなも物をこわしてしまったり、ダメといわれても

  いたずらをしたりします。

  からだや、知性、感情が大変なスピードで、発達している時期なので、

  3歳くらいまでは、かかわるのが難しい時期でもあるとのことです。

                                                

  この教授は、自分が、子育てをとおして、子どもの

  すばらしさを十分 知っているが、お母さんが、

  きれてしまう気持ちも、すごくよくわかりますと言っています。

  でもこの時期は、泣くなと言われても、さらにエスカレートして

  泣き続けてしまいますし、泣いているうちにわけがわからなく

  な.ってしまったりもします。

  なので、そうなったら、「この子も混乱している。」

  「わけがわからなくなっている」と、とらえてあげてほしいといいます。

  どなったり、たたいたりして、一時は、泣きやませたり、言うことを

  きかせても、それは、本当に身についているわけではありません。

  何が悪いかがわからず自分が納得していないので

  すぐに崩れてしまうとのことです。

                                                       

   これを言えば泣きやむというような魔法のような言葉は

  ありませんが、日頃のかかわりの中で子ども自身が、

  泣きをコントロールできるようになるそうです。

 それには、大人が、日常的な生活の場で、「共感的な理解」を

  してあげることが必要になります。

  「どうしたの?」「~がいやだったの?」「わかったよ。」

  など、優しく声をかけてください。

  おかあさん達が

  背中をさすったり、とんとんしたり、

  時には、その子の好きな物や興味をもっているもの

  で気をまぎらわせることもいいかもしれません。

  楽しいことに目を向けさせたり、

  唄などをもちいて気分を落ち着かせたりしても良いでしょう。

                                                             

   

  ただ、危険なこと、他人の権利を害すること(迷惑になること)

  健康に悪いことは、受け入れたり、そのままにせず

  泣きやんで、話がきけるようになってから

  どうしていけないのかを、成長にあった出来るだけ理解できる表現で

  伝えてあげましょう。

  もちろん、一回だけでなく、その都度繰り返して

  話してあげることが大切ですね。 

                                

 

  この教授も言っていたことが、いつもおむすびの利用者の

  お母さん達にいっていることと同じなので

  うれしくなったのですが、

  赤ちゃん(こども)が泣いても、気分転換できることが大事で、

  お母さん(大人)が、その手助けをしてあげることが、

  実は、非常に重要だということです。

                                              

  子どもが言葉がわからないから、わかるまで何も

  しなくていいのではなく、わかるまで、しゃべれるように

  なるまでのかかわりの積み重ねが、その後までも

  赤ちゃんの成長に影響していくのだと思います。

 

  赤ちゃんは、生理的な要求の他、こわい、びっくりした

  など、いろいろな理由で泣き、表現しします。

  赤ちゃん(子ども)が泣くと大変だから、まわりに迷惑だから

  泣かせていると思われるからと、

  赤ちゃんが泣くことを否定的にとらえず、

  気持ちを表現している、伝えようとしているというふうに

  思ってあげられるといいですね。

  周りの人たちも、そういうふうに考えてほしいと思います。

  泣いても、大丈夫と、お母さんが赤ちゃんの気持ちを

  受け止めて、気分転換できれば、段々に、少しして泣きやむ

  ことができるようになっていくと思います。