新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

C. 比肩⇒食傷⇒財星と、気が流れる。(お金を作る命式)

2012年09月16日 | 変通星の並び
上図の命式は比較的お金を作りやすい命式の例です。

お金を生み出す星は食傷(食神・傷官)です。
そしてお金の星は財星(正財・偏財、特に偏財)です。
ですから、自星が確りしていて、旺相した食傷と財星が並ぶ命式を「傷官正財格」といって、お金を生み出す能力の高い命式といえます。

この命式の場合は五行(丸い円の図)では木(比肩)⇒火(食傷)⇒土(財星)と、気が流れます。

食神や財星(偏財・正財)の十二運は、長生・冠帯・建禄、が良いでしょう。

そして、大運の流れが良ければ申し分ありませんね!
この命式の場合は、20代は偏官 沐浴 なので、少々社会運(仕事運)に不安定さが出てきます。30代は良いとしても、40~50代は印星ですので、財運にはあまり必要ない変通星ですね。
働き盛りの大運に旺相した財官が来ると良いのですが…
例えば、20~30代に財星、そして40~50代に、官星が来れば嬉しいですね。

逆に、30~40代の働き盛りに比肩・敗財等の大運が来ると苦労しますね。

当方の流派では、月上の天干星を中心星としますので、この命式の場合は比肩や敗財が来るのが一番嫌ですね。

私の知り合いで、月上正財の女性が居ます。正財は妻や優しさや家庭性を表します。
しかし、その女性が何と、大運:比肩になる直前に入籍しました。
案の定、比肩の大運に入ってからは様々な問題が生じて来ました。
その女性は、大運:比肩・敗財の期間とても苦労しました。
何度も離婚を考えたと言っていました。

特に中心星に財星(正財・偏財)を持つ方は、比肩・敗財の時期に試練が来ます。
比肩や敗財(劫財)は財星を尅す(壊す)星です。
健康・お金・人間関係の問題(分離)が生じやすい傾向がありますね。

新栄堂

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コメント (5)
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