新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の並び(年:印綬 と 月:変通星)10

2012年11月02日 | 変通星の並び
■年:印綬と月:変通星の並び

●印綬:比肩…個性が強くマイペースで理屈っぽい人が多い。自分の思いを貫く行動力がある。女性はあまり家庭的ではない。職人・坊さん・研究者等、自分のペースでできる仕事が合う。時柱に官星や食傷が出ると良い。

●印綬:劫財…上記の印綬:比肩に似ている。強引でものに賭けるところがある。時柱や五行に官星や食傷(特に食神)があると良い。

●印綬:食神…平和主義者で、人から愛される天性を持っている。また食べるにも困らない運を持っているので、人生 何とかなっていく。夢見る夢子(夢男)型の人が多く、確りした官星がでるか、比肩星が出ないと、男性としては迫力に欠ける。

●印綬:傷官…感受性が強く、学問・芸能などの才能がある。印綬も傷官も共に精神的な星なので、五行に比肩星が弱いと精神的に参ってしまう場合もある。ですから、子供の頃からスポーツ等で精神面を鍛えておくと良い。才能で生きるタイプ。

●印綬:偏財…当りが柔らかく優しい。女性には良い並びですが、男性は迫力に欠けてしまう。五行に官星が無ければ決断力に欠け、優柔不断になってしまう。器用な人が多く、学問・芸能の才能があるので、文化人・芸能人・評論家・スポーツ選手などにも多い。時柱に官星が出ると良い。

●印綬:正財…上記の印綬:偏財に似ているが、偏財よりも品はあるが堅い。女性には良いが、男性の場合はもう一歩。時柱や五行に官星が出ると良い。作家や、家の中で物を作る人も多い。

●印綬:偏官…官印両全の形で発展する並び。地支が旺相していれば地位や名誉が上がる。また人間的な常識もある。女命の場合は偏官が月上にあると仕事に生きる。時柱に財星が出れば財官印三宝の形になる。

●印綬:正官…男性の場合は理想的な並びで地位や名誉を得られる。大企業や公務員等(官僚)の星で出世する。女命の場合は月上に正官が来ると、家庭よりも仕事になる。月上偏官の方が、仕事に邁進するし、仕切る場合が多い。

●印綬:偏印…二つの職を操る。考え過ぎて行動に移せない場合が多い。理屈っぽくて女命の場合は子供縁は弱い。また、古典的なものには縁がある。時柱に官星があれば運気は上昇する。学問や芸能の世界に生きる人が多い。

●印綬:印綬…考え過ぎて行動が伴わない。また、表面は優しそうだが、内面には拘りや頑固さがあり、物事がくどくなる傾向がある。決断力が無く、女性はそのために婚期が遅くなる場合も多い。また男性の場合は印星が固まると、マザコンの傾向が出る。インテリの星なので、学問芸能の世界に生きる人が多く、学者やアナウンサーや古典的な仕事に付く人も多い。時柱に官星が来ると良い。

新栄堂
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コメント (3)
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