新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

あるコンピューター会社のCEO

2012年11月28日 | あのひとの命式
上記の命式は米国の或る有名コンピューター会社のCEOの命式です。
彼は、昨年(2011年)10月5日にすい臓癌で死亡しました。
この命式はその時(2011年)の流年で出した命式です。

■簡単な命式の解説。

・当流派の高木乗も、真の天才は傷官だと言っていました。彼の命式も「印綬傷官」の命式です…食神が固まって過傷官化している。
・非常に敏感で美しいデザイン性に凝り、特殊な閃きを持ったクリエイティブな命式。
・彼は美しいものを作りたいと言っていた。
・日干:丙辰→品が良く頭が良い。
・月上食神の裏に偏印(隠れ倒食)。
・官星には物事を継承してゆくという意味がある。しかし、この命式には官が無い。故にこの命式は創業者に多い命式となる。

■経緯
・1984年→過剰な在庫を作ってしまった(ダブル倒食)。そして経営者とぶつかり…
・1985年→内部の権力闘争で敗れ、全ての仕事を剥奪される。
・1995年→10年後、もう一度(A)社へ自分を売り込みに…(A)社はアイデアの限界だった。
・1990年→時支:戌と、流年の午が繋がり→1991年に出来ちゃった結婚。
・2000年→iPodその他で頑張る。CEOになる。
・2003年→すい臓癌(治療可能な症例)しかし、手術は拒否…(菜食・針療法・ハーブ・心霊治療をした)。
・2004年→流年:偏印の年に癌が大きくなり手術(早く手術しなかったことを後悔)。

・50代の大運:正財からは物作りにいそしむが既に健康は厳しい。
・2011年8・9月、月運では比肩・敗財と厳しくなり10月に亡くなる。

※大運に比肩の火局▲が出ると、病気等の方は生命に係わる場合が多い。
※この命式は財が出ると良いのだが、彼は運の頂点で亡くなっている…株価も名声も上昇した。




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