新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の並び(年:偏印 と 月:変通星)9

2012年11月01日 | 変通星の並び
■年:偏印と月:変通星の並び

●偏印:比肩…個性が強く理知的でややクドイところもある。職人さんや学問・芸能などの才能で生きる人も多い。占いや古いものも好きな人も多いです。二束のわらじを履かずに一つの事をやり通すと良い。時柱や五行に官星が出ると良い。

●偏印:劫財…偏印:比肩と似ているが、劫財が出る方が物に賭ける傾向がでます。上記もそうですが、女性の場合は家庭的な運気は減少します。時柱や五行に官星が出て、劫財を抑えると良いですね。芸能関係のプロダクションにも多い。

●偏印:敗財…上の二つに似ていますが、敗財は人情に流されて…という意味がありますので、この並びの人は、縁の下の力持ちで、裏方的な苦労をしやすい人が多いですね。なぜ、私がこんなことを…と、人の尻拭いをする立場になりやすいですね。

●偏印:食神…手先は器用で才能に恵まれる星ですが、優柔不断で迷いが多くなる場合もあります。才能はあるのですが、飽きやすい人も多く、運気が長続きしない傾向があります。ですから、一つのことを最後までやり続けることが必要です。女命の場合は子供運に注意。時柱に財星(特に偏財)があると、倒食を解除します。

●偏印:傷官…頭が良くパソコンやピアノの先生など特殊な才能に恵まれる人が多いです。しかし、とても繊細な星ですので、自星が弱いと、ストレスに弱く自律神経やノイローゼ等になる場合もあります。地支は旺相している方が活躍できます。

●偏印:偏財…当りが柔らかく優しい人が多いが、時柱や五行に官星が無い場合は決断力に欠けてしまいます。また、器用で学問や芸能の才能もあります。ナイーブな人が多く、融通が利きすぎて、ポイントが定まり難い場合もあります。時柱に正官が出ると良い。

●偏印:正財…偏印:偏財に似ていますが、生真面目でサラリーマンが多く、技術系や経理・会計、数字や物の管理に携わることがあります。一つの専門を持ちながら他の分野でも知識や才能を発揮する人も多いです。時柱に官星が出ると良い(財官印三宝の命)

●偏印:偏官…良い星の並びで、社会的に伸びていく並び。学問・芸能の世界でもその才能を発揮することができる。男性の場合は官星が旺相した方が、社会運が良い。女性の場合には夫の代わりに仕事をする暗示もあります。時柱に正財が出ると良い。

●偏印:正官…社会的に伸びていく星で、学問・芸能等の世界でその才能を発揮するのは上記の偏印:編官と同じ。しかし、偏官よりも正官の方が良く地位や権力も得ることができる。この星も地支が旺相しているのが良く、正官の地支が休囚すると、足元を掬われやすい。時柱に財星が来ると良い。

●偏印:偏印…学問や芸能の世界で生きる人が多く、古典や遺跡等にも興味を持つ。優しく柔らかい人が多いが内面は頑固や拘りが多い。五行に印が固まると考え過ぎて取り越し苦労になる。女性の場合は、結婚が遅れる場合も多く、子供運も弱い。慢性病にも注意が必要。

●偏印:印綬…上記の偏印:偏印に似ているが、月上印綬の方が良い。行動力が無く、迷いやすい。時柱に官星が出ると良い。

新栄堂
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コメント (14)
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