新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

三局による新たなエネルギー。

2015年06月13日 | 今日の出来事
三局(三合)には以下の四つがあります。

・水局:申子辰の3つが揃うと水の固まりが増える。(当方では水に▲で表示します。▲と●は同等ぐらいのエネルギーともみます)。
・金局:巳酉丑の三支が揃うと金の固まりが増える。
・火局:寅午戌の三支が揃うと火の固まりが増える。
・木局:亥卯未の三支が揃うと木の固まりが増える。
三支が揃って、新しく生じた五行が、その人の命式にとって必要な五行ならば、良い場合も多いのですが…?その人にとって必要でない五行に出る場合は注意が必要となります。

例えば、日干(木:甲乙)の命式で、四柱本体の地支に「亥・卯」があり、大運支にも未が出ている場合はどうなるか…?
当然今年の干支は「乙未」ですので…
命式本体の地支「亥卯」と大運・流年の未がダブルで三局(木局)しますので、五行の木に▲が2つ増えます(▲▲)。
木日干の場合は、木が比劫ですので、今年は日干:甲の場合は敗財、乙の場合は比肩となりますね…
そして、行運に敗財・比肩が出ていて、しかも敗財・比肩を強くする木の▲が2つも出れば木(比肩)が強くなり、比肩の象意が強く出やすくなります。比肩には分離という意味がありますので、木尅土と、財星(宝)を尅す作用が強くなり、宝(人・健康・お金)との分離を起す場合も出てきます。
人との分離をおこすと、人間関係で支障をきたし、会社を辞めたくなるなるとか、くすぶっている夫婦ならば、離婚したい気持ちが強くなるとか、身内の何方かが…という場合もあります。
また、健康の分離では、過去の古傷が痛むとか、命式如何では、病気等で入院する場合もあります。
お金との分離では、余分なお金が出てしまう等の暗示があるので、高額の買い物は控えるべきです。

また、三局で生じる五行が、変通星の何にあたるかでも判断は異なります。
例えば、日干己で、もともと木(官星)太過の男性の場合、上記の様に三局で木に▲が二つも増えれば、完全に官星太過となり、偏官の固まりの様な作用を受けます。この様な場合は、何かしらの迫害やプレッシャーを受けたりしてゆったりと出来なくなります。
その他、命式や変通星によっても象意は変わりますが…。

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コメント (5)
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