新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

官星太過

2015年06月11日 | 今日の出来事

上図の命式は日干:癸で天干に我が身を尅する偏官が3つ並び、五行にも土の官星が6こ固まった男性の命式です。
官星は仕事の星ですので仕事には意識を持ち、一生懸命に働く星ですが、官星(偏官)が多いことから、仕事のプレッシャーで疲れてしまう様な命式となります。
自星が1つと弱いので、部下を動かすよりも自分で動いてしまうのでしょうね…。これでは疲れてしまいます。
仕事を表す官星の五行が「土」となることから、土に縁がある仕事に携わる場合もあるかも知れませんし、十二運に墓も多いことから、神社仏閣や古いものに興味を持つ場合もあります。
偏官は行動の星ですので、車で例えればアクセルみたいなものです。
常にアクセル全開で走っている様なものですから、オーバーヒートやセンターラインオーバーには注意が必要です。
アクセル全開の時はブレーキが必要ですね…。
ブレーキにあたる変通星が金の印綬となりますので、時々は立ち止まって考えることも必要です。
「自分は何の為に仕事をしているのか等…?」
印綬の大運は自分自身を内観し、自分の生き方や仕事の仕方を見つめ直す時とも言えます…。
また、印綬の大運は「金生水」と弱い自分(時星)を生じる時期でもあります。
この大運を逃すと、数年後には「己未」の偏官の専旺干支の大運となってしまいます。
時を逃がさない様にして欲しいですね…。


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コメント (4)
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