新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

食傷か印星が欲しい命式

2016年02月20日 | 今日の出来事

上図は典型的な「財殺の命」の命式です。
最近、この様な命式の方との出会いが多かったので記入しました。

「財殺の命」とは…?
四柱上の天干星に財星と官星が並び、且つ五行の財と官の所に7つ以上の星(●)がかたまった命式を財殺の命という。
表(天干)は財官双美の並びですので、一時的には地位名誉や財に恵まれます。しかし、年回りによっては、お金の問題で身を滅ぼす事があると言われています。
例えば、金銭問題で人にだまされたり、贈収賄事件を起こしたりして公金問題に引っかかる場合もあります。
命式にもよりますが、7割が金銭トラブル、3割が仕事で失敗したりして官位を落とすという場合が多い様です。
また、男性の場合は女性問題にも注意の暗示があります。

上図の命式では…
比肩(木)●
食傷(火)なし
財星(土)●●●●●
官星(金)●●
印星(水)△0.5

一人の自分(比肩)で、5つを抱きかかえ(財星)、2つを背負う(官星)様な感じですね…。
優しさと責任感はありますが、自分が振り回されて潰れてしまいます。

本当の意味での「財殺の命」は四柱の表にある財星又は官星が死墓絶の場合を言うが、休囚していなくても五行に財官合わせて7つ以上であれば「財殺の命」と言えるでしょう。

財殺を緩和する星は第一に印星、次が食傷が基本ですが、上図の様に財が多過ぎる財殺では印星より食傷の時期が良く、極端に財星が太過していない財殺の場合には印星の方が良いと言われています。
上図の命式で男性の場合、食神の時期は発情しやすいので既婚者は家庭を壊さぬ様に注意が必要です。

注意する時期は、行運では比肩星や偏官七殺が出る時期や財星が出るときです。
特に財星に帝旺羊刃が付く時期も注意が必要です。

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コメント (5)
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