新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運(星)と優先順位

2016年06月23日 | 今日の出来事

上図は、ある架空の女性の命式です。
彼女の命式は、
日干:甲子
天干の並びは、偏官を中心とする正官、そして印綬との並びの命式(官印両全)です。
また、五行(木火土金水)を見ますと、金(官星)と水(印星)とに星(●)が固まっています。
表を表す天干の並びは、官印。そして、裏を表す五行も官印に星(●)が固まっています。
この場合、表も裏も同じという事です。
官星には社会・仕事・正義感・責任感・行動力という意味があり、印星には頭脳や才能という意味があります。
この様に食傷(火)と財星(土)とに星(●)が無く、官星(金)と印星(水)とに星が固まる命式の方は、責任感やプライドは強く、仕事には意識を持ち、社会で才能を発揮される方が多い傾向があります。
儲かる儲からないという損得よりも、筋を通して生きたいタイプの方が多く、生きる意義や価値に拘る傾向もあります。
そして、男女とも家庭よりも仕事や社会に意識を持ちやすい傾向があります。

一年の出発の時に今年の抱負や、その達成の為にやらねばならない事を記入した事がありませんか…?
1.○○達成。
2.△△達成。
3.・・・・
4.・・・・





10.□□の達成。
と、一年の抱負や目標を決めます。
向上心高く、10個の目標を決めても、実際に達成できるのは、上位の1こか2こです。
優先順位の上位しか達成できないのが現実です。
上記の命式の場合は、官印に星(●)が多いので、官印の意味するものには拘り、意識を持ちます(優先順位が高い)。
しかし、食傷(火)・財星(土)に星(●)が弱いので、食傷や財星の意味するものの優先順位は低くなり、それに対する意識や執着は乏しいとも言えます。
星(●)が固まると、その星の意味するものに執着を持ち過ぎ、星(●)が無い部分には無頓着になります。
年月日時の干支ですので、全部で8個の星(●)がでます。
そして、その8個の星を五行という5カ所に分配します。
どこかに星(●)が固まるということは、どこかに星が無いということです。
星(●)が多いところを意識し、無いところは意識が不足します。
女性などの命式の場合、天干に官星が並び、五行に財星が無い場合は、官星(男性)には意識を持つが、家庭には意識が弱い人も多い様です。
その星が無い→その星の運が弱い→優先順位が低い、と考えられます。

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