新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星と十二運の関係。

2017年07月28日 | 今日の出来事
変通星には比肩・劫財(敗財)、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬の10(11)個があります。
その変通星にも男性的な要素を持った星と、女性的な要素を持った星とがあります。
男性的な星(変通星)の代表が比肩(劫財)、偏官(正官)で、女性的な星の代表が食神、正財(偏財)、印綬(偏印)ともいえます。
男性的な変通星は活動的でパワーがあり、女性的な変通星は優しさがあるともいえます。

男性的な変通星の中で貴人の星と言われているのが正官です。
程良い責任感を持った貴公子の星でもあり、命式中に欲しい変通星です。

四柱推命には様々な流派があり、流派によって看命の仕方が多少異なります。
当方の流派では、月上の天干星を中心星として看命します。

例えば、月上に「正官」が出ている場合…
この「正官」にどの様な「十二運」が付くかでも、正官の様相が違ってきます。
正官には仕事や社会的な運という意味もありますが…
その正官に旺相する十二運(長生・冠帯・建禄)が付くのか…
あるいは、休囚する十二運(死・墓・絶)が付くのかでも、正官の強さや様相が少々変わってきます。
変通星の吉凶と、変通星同士の並びも重要ですが、どの様な十二運が付いているのかも確りと見ることが重要です。
特に、十二運の「帝旺」と「沐浴」は注意して見ています。

帝旺…勢いが強すぎて○○。
沐浴…変通星の良さが出難い傾向があります。

美味しい果物の樹木でも、土壌が痩せていたり陽当たりが良くないと勿体ないですね…
十二運にはその土壌の様な意味もあります。
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コメント (1)
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