新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

正と偏

2019年10月07日 | 四柱・その他
十干には陽干と陰干とがあります。

(五行)木・火・土・金・水
(陽干)甲・丙・戊・庚・壬…(え)
(陰干)乙・丁・己・辛・癸…(と)です。

陽干は(+)、陰干は(-)ですね…。

「+」と「-」とは引合います(陰陽配偶)。
「+」と「+」、「-」と「-」は反発します(陰陽不配偶)。
磁石で実験すると良く分かります。
+と-は引き合い、くっつきます
そして、+・+、-・-は反発して動きます。

これを変通星に当てはめると…

(例えば日干:甲の場合)

甲(+)から己(-)を見ると、正財となります。
+・-ですから、くっついて動かなくなります(安定)。
そこで、男命の場合は、籍に入る女(正妻)…法に守られて安定する。
動かない財産ですので、固定資産という意味になります。
動かない決まった金額のお金ですので、サラリー(給与)という意味にもなります。
変通星の「正」は動かずに刺激を得る事が出来ますので、部屋の中での事務仕事にも向きます。
正財を持っている女性は「入籍」して、世間体や安定を求めます。

甲(+)から、戊(+)を見ると、偏財となります。
+・+ですので、反発して動きます。
そこで、男命の場合は、籍に入らない女(妾)…世間体よりも情。
動く財産ですので、流動の財(営業・商売の財)という意味になります。
フルコミの営業は、売上によって収入に変化があります。
変通星の「偏」は、動く事を通して刺激を得る星です。
故に、事務仕事よりも、人と話したりする方が好きともいえます。
偏財がある人は、入籍という形や安定よりも、情を求める傾向があります。

甲(+)から辛(-)を見ると、正官となります。
+・-ですので、有情の尅で、我が身を愛で支配(尅)しようとする星です。
故に女命の場合は、籍に入る男(正夫)となります。
また、動かずに刺激を得られるので、ホワイトカラーの管理職ともいえます。

甲(+)から庚(+)を見ますと、偏官となります。
+・+ですので、無情の尅で、我が身を力で強く尅します。
故に、ゆったりとじっとしていられなくなり、動くわけですね…。
動く仕事ですので、ブルーカラー(現場)等、動く仕事が似合います。
また、女命の場合は、籍に入らない男(偏夫・愛人)ともいえます。

日干との関係が陰陽配偶の関係は「正」となり、不配偶の関係は「偏」となります。

(正)劫財(敗財)・傷官・正財・正官・印綬。
(偏)比肩    ・食神・偏財・偏官・偏印。

同じ三宝の形でも、(正財・正官・印綬)の並びと(偏財・偏官・偏印)の並びでは雰囲気が違いますね…。前者は「財官印三宝の命」、後者は「なんちゃって三宝の命」かも知れません。
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