
上図の命式は…
・日干:己
・天干の並びは、月上の旺相する劫財を中心とした偏財(年上)と劫財(時上)の並びの命式。
・五行を見ると土の比劫に星(●)が太過し、金の食傷が弱い。
・月時の戊の劫財が年上の癸の偏財をダブルで戊癸 干合している。
劫財は、賭博的な要素のある星で、比肩に比べると欲が深く、良く言えば勝負師、悪く言えばギャンブラーで、大風呂敷を広げるところがある。
上図の場合は、太過した比劫があるので、投資等は大好き。
己(比肩)が自分だが、自分の中の欲心(戊=劫財)が、癸(偏財)と干合して、何とかお金を儲けようとして、お金を引き寄せようとして、結局は流してしまいそうな命式でもある。
特に、行運に旺相する比劫が廻る時期は、その傾向が強くなり、一か八かものに賭ける傾向が強くなる。
行運に旺相する食神が出て、気の流れが劫財→ 食神→ 偏財と流れると棚から牡丹餅的な要素も出てくるが、比劫の時期は流してしまうことも多い。
「年末ジャンボ宝くじ」1等・前後賞合わせて10億円! 当たればよいのだが…。
良くも悪くも、お金に対する思いは強いと思う…。

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