新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

2020(令和2)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。

2019年12月23日 | 毎年の運勢(日干から見た)
2020年の干支は「庚子」です。

●庚(かのえ・コウ)
【語源】庚(コウ)は、もともと更(コウ:あらたまるの意)と同語で、草木が成熟団結して、行き詰った結果、自ら新しいものに改まっていこうとする状態を表している。
「庚」は「更」で、更(か)わるの意味がある。

●子(ね・シ)
【語源】子は孳(じ:ふえる意)で新しい生命が種子の中にも萌し始める状態を表している。
・易象は☷☳(地雷復)…子は孳(し)の上部を略したもので、「うむ・つとむ」とも訓みます。
すなわち、大地に蔵された植物の種子が新しい生命を生み出す意味がある。
・「子」を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。
つまり子とは終わりと始めを一つに束ねるところである。
換言すればものの「終始」のところで中枢・中心。
子は陽気と陰気の相混するところ、この混沌を「太極」、北極星とする

個人から国家まで、自分中心の価値観では限界を迎え、太極(天)の価値観に更新される時(干支)。

※最近の世界を見ると、異常気象や政治体制等、既存の価値観では限界を迎えている様にも思えます。
新しい次元の価値観で出発せねばならない時なのかも知れません。
陰陽五行の原理では、陰陽(男女)は互いの為に存在しています。
為に生きる精神を中心に、新しい出発の時を迎えているのかも知れませんね…。


2020(令和2)年:日干毎の大雑把な運勢傾向】流年:庚子(2020.2/4~2021.2/2迄)
日干:流年
●甲:偏官 沐浴(偏印)…行動力と意欲は湧いてくるが、やや荒れやすい年で、カッとしやすくなる年。強引に事を運ぼうとすると、周囲との軋轢が生ずる場合も出てくる。また、時には批判や非難をされ苦しめられる場合もある。特に命式本体や大運に強い傷官がある場合はガタガタする傾向も出てくる。現状を変えたい気持ちが強くなるため、職場の異動や、既婚の女性は夫に対する不満も生じやすい年。熟慮して物事を進めることが必要。4・5月は動き回り、8・9月はガタガタしやすいかも知れませんね…。

●乙:正官 病(印綬)…年頃の独身女性には夫を得る暗示もある(強い傷官が出ていなければ)。しかし、強い傷官のある命式の場合は、夫に傷が入る暗示も出てくる。少し弱い社会(仕事)運なので、前向きに頑張ると良いかも知れないですね…。8・9・10月は少し注意が必要な月かも知れない…。

●丙:偏財 胎(偏官)…安定の時期。社交性も強まり、何かと楽しめる年ともいえます。営業には良い年で、男性の場合は女性を口説きたくなる場合もあります。受験生の場合は、勉強に身が入らなくなる場合もあるので、学習スケジュールをきちんと立てて下さい。また、大運等に強い比肩が出て、偏財が剋される場合は、お金が流れる暗示もありますので注意して下さい。10・11月は注意の月です。

●丁:正財 絶(正官)…折角の正財が出てもその12運は絶、特に強い比劫が四柱本体や大運に出ている場合は注意が必要です。10・11月は劫財・比肩の月運なのでお金も出やすいかも知れませんね…。

●戊:食神 胎(偏財)…比肩・敗財の苦しい時期(2年間)が過ぎて、ほっと一息つける春の様な年となりました。ご飯も美味しく食べられ、年頃の人なら恋でもしたくなる様な運気ですね…。しかし、命式本体や大運に強い偏印が出て倒食している場合は、儘ならない運気となってしまいますので気を付けて下さい。劫財と並んだ場合は、棚からぼた餅、何か良いことがあるかも知れません。10月は偏印の月ですので注意をして下さい。

●己:傷官 絶(正財)…劫財・比肩の冬運が終わって、春の運気に入りました。運気は上向きになりますが、時々は春一番で荒れる場合も出てきます。多少神経過敏になる場合もあるので、気分転換を上手く行って下さい。官星との尅が強い場合は、事故や怪我にも注意が必要かも知れません。2・3月、8・9月は、少し注意が必要かも知れません…。

●庚:比肩 死(食神)…自分の殻に入り、少々孤立しやすい運気の時が来ました。特に日柱が庚子の方は反言となり、冬将軍の様な強い分離運となりますので、健康・人間関係・お金の分離には注意が必要になります。くれぐれも無理は禁物。高い買い物や健康面、高齢者がおられる方は注意して過ごして下さい。4・5・9月は、気を付けて…。

●辛:劫財 長生(傷官)…少々ものに賭けたくなる年。特に四柱本体に強い比劫が太過する方は、その傾向があります。また、若い方で海外留学等の場合は国を離れるには良い時期です。良い食神と並んだ場合は、ラッキーな事が起こることも…。4・5月、8月は少々気を付けて下さい。

●壬:偏印 帝旺(比肩)…年配の方は、健康診断は必ず受けて下さい。また、妊婦の方は、無理をされない様にして下さい。特に四柱本体や大運に食神が有って倒食している場合は、健康面やその他、運気が儘ならなくなる場合もあります。6~8月の期間は注意が必要です。

●癸:印綬 建禄(劫財)…昨年は、何かと忙しく動き回った年だったと思いますが、今年は落ち着ける年となります。勉強や研究等には良い年で受験生には嬉しい年となるかも知れません。2年間頑張った方は、大運が良ければ稔の秋となる場合もあります。評価を受ける方もおられます。6・7月は少し注意が必要です。

※ 上記は、流年から見た部分的な運勢判断です。正しい判断をする場合は、四柱本体や大運等の全てを見て判断することが必要です。
クリックしてね
新栄堂

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽して儲けたい時期。

2019年12月23日 | 四柱・その他


上図は、ある男性の命式です(生時不明)

推命では、五行の土は固まりやすいと言いますが…
昨年(戊戌)の彼の命式では土の比劫に星(●)が7つと、太過を過ぎて傾斜の状態でした。

もともとは、月上の偏財を中心とする劫財との並びの命式。
年上の戊の劫財が、月上の癸の偏財を干合し、抱き寄せながら剋している命式でもあります。
偏財には、お金や女という意味がありますので、人生を楽しく生きるために、お金や女性に対する意識は強かったと思います((誰でもその傾向はありますが)。
通常は、自制心が働くのですが、この年は、自制心を超える欲望が彼の心を支配したのでしょう…。

彼の日干は己(陰土)。
命式本体の年上に、同質だが欲心を表す戊(陽土)の劫財が鎮座し、月上の癸:偏財を引っ張っている(干合)。
しかも、大運・流年に劫財の専旺干支が並び、欲心のエネルギーが満ち溢れている状態。

この様な年は、理性的な判断はなかなか出来難く、欲に魔が差して判断を間違えることが多い。
(劫財を抑える正官や、理性を表す印綬があれば良いのですが)

その結果、美味しい話に乗ってしまい、宝(お金や信用等大切なもの)を失う場合も多い…。
お金で済めばよいですが、その延長上で家庭まで壊してしまう場合もかなりあります。
注意が必要な時期でした…。

(上記内容を水戸黄門のドラマで例えれば…)
偏財は、お金持ちの越後屋のお嬢様。
劫財は、やくざの親分。
やくざの親分がお金欲しさに賭場を開いたり、身代金欲しさに越後屋のお嬢様を狙っている様な場面ともいえます。

※ 劫財についての詳細はこちら
クリックしてね
新栄堂
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする