新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

表に出ない裏のこと。

2022年08月09日 | 四柱・その他
人間は心と身体で出来ています。
心は目で見ることが出来ませんが、身体は目で見る事が出来ます。
目で見える世界と、目で見えない世界ですね…。

また、心と身体は主体と対象の関係です。
ですから、心が変わると、この世界の景色の様相も変わって見えてくると思います。
例えて言えば…
私の心の中が愛で満たされると、この世の中に愛が溢れていることが感じられると思います。
逆に、私の心の中が憎しみで満たされていると、この世の中に憎しみが渦巻いている様に見えると思います。
私の心一つで、この世の景色(人間の様相)が変わって見えるのだと思います。
その様に考えると、いくら外的な世界が発展しても、私の心が変わらねば、その世界は灰色に見えるのかも知れません。
現代は、高度の科学文明が発達した時代です。
しかし、本当の幸不幸は内的な心のウエイトも大きいのだと思います。

さて、占いは、目に見えないエネルギーの流れと言いましょうか、現象化する前の原因の世界を知る様なものだと思います。
この年は、この様な事が起こりやすいですよ!…何故かというと、五行(木火土金水)の流れやバランスがこの様になっていますので…!
最近の天気予報は、人工衛星やその他の発達で当たる確率が高くなりました…。
四柱推命も、命式本体や、五行の流れやバランスで、運気を占う天気予報の様なものだと思います。

現象化する前の原因的な五行のエネルギーのバランスを読み解きながら、判断するのが四柱推命という占術かも知れません…。
実は、目に見えない原因というか、裏の世界を知りたい星(変通星)の代表格が、「偏印」という星です。
その他、十二運の「墓」にもその様な意味もありますし、目に見えないエネルギーをキャッチする能力に長けている星が傷官ともいえます。
それらの星の組合せである、偏印 墓・傷官 墓などが命式中に多い人は占い等に興味を持ちやすくなると思います。

表の世界と裏の世界、目に見える世界と目に見えない世界…
結果の世界と原因の世界とも言えるので、本来は、目に見えない原因の世界がとても重要な気がします。
最近は、ビジネスや生活の中にメタバース等の活用が用いられる様になりました。
現実ではない仮想現実…目に見えない世界がクローズアップされる時を迎えたのだと思います。

偏印や傷官…四柱では凶星と言われていますが、それを上手に活かす星が財星(愛)とも言えると思います。
財星の特徴は、心を共有し受けとめる能力だと思います。
女性の時代だと言われるのも、そこから来るのかも知れませんね…。

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