新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

比肩 墓 双並び

2023年05月16日 | あのひとの命式
当方の四柱推命は天干(変通星)の並びを重要視します。
そして、変通星は必ず12運星とセットで見ます。
以下は、1892.3.1.生時不明の東京生まれの作家の命式です。
年 壬辰 比肩  墓 偏官
月 壬寅 比肩  病 食神
日 壬辰     墓 偏官
時 不明
五行を見ると…
水の比肩…●●●
木の食傷…●
火の財星…不及
土の官星…●●
金の印星…不及

彼の命式の特徴は…
・文才を表す「壬辰」の魁ごうが日と年にあり、
・天干(変通星)の並びは個性を表す比肩が12運の墓と共に双つ並んでいます。
作家等に必要な印星は見当たらず、比肩と食傷、そして魁ごうによる才能だと思います。
十二運の墓には、過去や歴史や墓等の意味があり、物事を深く掘り下げるタイプの方が多い様です。
彼の作品を見ると…羅生門・地獄変・蜘蛛の糸等…ややマニアックな短編物が多いが、これも命式からだと思います。

クリックしてね

オンライン講座へ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする