新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

埋金…考え過ぎる

2023年07月06日 | 四柱・その他
以下の命式は埋金の命とも言えるかも知れません…。
年 癸丑 食神  養 偏印
月 甲子 正財 長生 傷官
日 辛丑     養 偏印
時 己丑 偏印  養 偏印

パッと見ると、文字が沢山書いてあるので、良くは分からないと思います。
分かりやすくするために、四柱の干支を五行に分けてみたいと思います。

金(自星)●
水(食傷)●
木(財星)●
火(官星)なし
土(印星)●●●●△△△△
●=1. △=0.5
で計算すると、圧倒的に土の印星(特に偏印)が多いことがわかります。
干支合(△)を入れると6個も土に星(●)が固まります。

日干という自分を表す星が「辛」ですから、辛という宝石が土の中に埋まっている状態を言います。
勿論、金銀宝石は、もともと鉱山という土の中にあるのですが、その土が何層も被さっており、
中々取り出すことが出来ない状態になっている状態と見ることもできます。

また、印星は思考の星ですので、この印星が多過ぎるという事は、頭の中で考え過ぎて…
まるで、ハツカネズミが同じところをぐるぐる廻る様に、考え過ぎて進めない様な状態と見ることも出来ます。

本来、行動を起こすエンジンの様な星が比肩や偏官ですが、官星もありませんし、比肩も自星が1個だけ…
天干星も食神・正財・偏印と全て女性的な星が並んでいます。
良い大運が廻っているうちは良いですが…さらに印星が増えたりしますと、尚更考え過ぎてしまう場合も多くなると思います。

この様な命式の方は、行動力と社会性を持ったパートナーを持つと運が開けるかも知れませんね…




コメント
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