新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

コミュニケーション能力

2023年07月17日 | 四柱・その他
変通星は全部で10個(11個)あります。
比肩 敗財(劫財)、 食神 傷官、 偏財 正財、 偏官 偏印、 偏印 印綬 ですね…。
また、陽-陽、陰-陰の関係は偏となり、陽-陰の関係は正となりますね…。

例えば…
日干:甲を例にしますと、
甲(+)→ 戊(+)を見ますと、偏財となり、
甲(+)→ 己(-)を見ますと、正財となります。
磁石の(+)→ (+)、あるいは(-)→ (-)を近づけると動いて離れます。
(+)→ (-)は引合ってくっつきます。
故に(偏)は動いて刺激を受けることができ、(正)はその場にとどまって刺激を受けることができます。

男性的で行動力のある星(変通星)は官星と比肩星です。
特に、行動力を表す代表的な星は偏官です。
故に、偏官を中心に持つ方は、行動力が旺盛な方が多い訳です。
女性の場合、家の中で夫や子供の帰りを黙って待つことが苦手で、家庭よりも社会で頑張りたい人が多いのもそのためです。

さて、今回のタイトルの「コミュニケーション」能力についてお話します。
人はどの様な時に愛を感ずるかと言いますと、自分の気持ち(心)を受けとめて貰った時に感じます。
その受けとめる要素を多く持った星(変通星)が財星(偏財・正財)とも言えます。
故に財星には優しや家庭性という意味があり、男性から見ますと財星は女性(妻・妾)という意味にもなります。

夫婦や父母のことを天地とも言いますね…
夫が天ならば、妻が地となります。
男性が天(肩幅)が広く、女性が地(腰幅)が広いのもそのためです。

また、母なる大地と言う言葉もあります。
大地は、冬の寒い雨や雪も黙って受け留め、夏の暑い陽射しも黙って受け留めます。
夫が仕事から帰って来ると、「おかえりなさい。疲れたでしょう…」と夫の気持ちを受けとめます。
また、子供が学校から帰ってきても、「お帰り~」と、子供の気持ちを受けとめます。
その時に、夫や子供は、一瞬でいやされるのかも知れません…。
情を受けとめる…。
この、相手の気持ちを情で受け留める能力が財星とも言えます。
特に、偏財は動く情ですから人と会話をしたり、相手の気持ちを共有するのが嬉しいのでしょう…。
相手の情に、情で合わせることができるのでしょうね…。

同じ財星でも正財は少し真面目なところがあります。
動かないで刺激を受けるので、やや堅いところもあります。
そこで、籍に入る女(正妻)や、固定の財という意味も出て来るのでしょう…

人との情の関係を楽しむ能力は偏財が一番かも知れませんね…
勿論、偏財に付く十二運によっても少し変わってきますが、人間関係を楽しむのは好きだと思います。
年代でいえば、20代~30代の、子育て中の女性の様なエネルギーかも知れませんね…

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コメント (2)
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