傷官星のある人は、多くのデリケートな感受性が強いものであるから、普通の人以上に余分な心を使う。それで恥ずかしがりや(内行的で人前から逃げたい感情が先に立つ)。劣等感を抱く、凝り性、批判する、熱中しやすく止まるところを知らない)、又は反抗する。つまり感情に走り過ぎる。また、責任や干渉や期待される事から逃げたい気持ち。それから反発してやけくその気持ち、怒り・悲しみ・感情が溢れてしまう。その上にも暗示にかかりやすい。
こうした、人間として社会人としての「好ましくない心遣い」をする人の多くは、命理学上から見れば、いずれかの形で傷官星が官星を破り、あるいは多過し、さらにはその生日の地支が死・絶している様な命式となる。傷官星のある人は、その素質の根源的な優秀性を深く自ら認め、その積極的な建設的な言行を積み重ね、好ましくない心遣いを努めて出さぬ努力をして、社会生活の上に於いて、心理学的な条件反射の固定化としての良き習慣をしっかりと身に付けることである。そこに幸運にいたる道・開運の道がある。
傷官星のある者は、欲求の阻止が人一倍その精神にこたえる。阻止されると、コツンとした感情を強く受ける。だからといって、その欲求不満にいつまでもかかわってはいけない。
傷官星の強く悪く働くような人は、わが環境、わが能力の正しい認識がなければならず、そしてそれを一段一段改善し、向上する努力を惜しんではならない。批判より反省が大事である。
とにかく、傷官星は元来人間として、最も優秀なるべき素質を示す星である。にもかかわらず、それが悪く働けば、時には人生の破滅と結びつきやすい。「好ましくない心遣い」は一日も早く抑制することを常に習慣づけ、人間としての優秀性を発揮すべく努めていかねばならない。開運は自制の心から出発する。
●過傷官と仮傷官
過傷官=傷官星が命式中に数多くあるものを言う。
仮傷官=(食神・食神)、(食神・傷官)、(傷官・傷官)が入り混じって、それが数多くあるものをいう。
仮傷官は食神星が多く集まると、仮に=実は全く同じくらいに=過傷官の働きをするところから名づけられている。
傷官や食神が2つ以上=干合支局によって生じたものを含めて=命式中に現れると、この過傷官となる。それが更に3つ、4つとなると、いささか救い難いほどの状態にまで強く作用することがある。
過傷官の人には次の様な現象がある。
① 病身である。健康体でも時には手術などする。或いは突然の事故、怪我などの災難を受ける。
② 非常に感情家である。泣いたり、笑ったり、怒ったり、その時々の気分で急激に感情の変化がある。
③ 潔癖症である。部屋のかすかなホコリが気になり、一日中掃除をしている様な女性も居る。
④ 好き嫌いが激しく情熱家である。人見知りをする。期にくわないと相手かまわず礼儀もわきまえない事になる。しかし、気に入ると猫かわいがり。或いはゾッコン惚れ込んで夢中になる。
⑤ 理想家である。これが甚だしくなると妄想にふけりとりとめがなく分裂症的な性格となる。
⑥ 努力家である。思いつめると食事も忘れて夢中になる。時には利害打算を抜いて行動する。
⑦ 宗教的意識が強い。また、学問芸術にも高い関心を持つものである。
こうした長所や欠点が全部揃って現れる人もいるが、多くの人はその時々の外界の事象に反射して継続的に現れる。そして過傷官や仮傷官の人は、その欠点の為に人生をマイナスにする場合が多い。しかし、中にはその欠点をカバーして長所を活かし、人生をプラスに転向させる人もいる。
こうした、人間として社会人としての「好ましくない心遣い」をする人の多くは、命理学上から見れば、いずれかの形で傷官星が官星を破り、あるいは多過し、さらにはその生日の地支が死・絶している様な命式となる。傷官星のある人は、その素質の根源的な優秀性を深く自ら認め、その積極的な建設的な言行を積み重ね、好ましくない心遣いを努めて出さぬ努力をして、社会生活の上に於いて、心理学的な条件反射の固定化としての良き習慣をしっかりと身に付けることである。そこに幸運にいたる道・開運の道がある。
傷官星のある者は、欲求の阻止が人一倍その精神にこたえる。阻止されると、コツンとした感情を強く受ける。だからといって、その欲求不満にいつまでもかかわってはいけない。
傷官星の強く悪く働くような人は、わが環境、わが能力の正しい認識がなければならず、そしてそれを一段一段改善し、向上する努力を惜しんではならない。批判より反省が大事である。
とにかく、傷官星は元来人間として、最も優秀なるべき素質を示す星である。にもかかわらず、それが悪く働けば、時には人生の破滅と結びつきやすい。「好ましくない心遣い」は一日も早く抑制することを常に習慣づけ、人間としての優秀性を発揮すべく努めていかねばならない。開運は自制の心から出発する。
●過傷官と仮傷官
過傷官=傷官星が命式中に数多くあるものを言う。
仮傷官=(食神・食神)、(食神・傷官)、(傷官・傷官)が入り混じって、それが数多くあるものをいう。
仮傷官は食神星が多く集まると、仮に=実は全く同じくらいに=過傷官の働きをするところから名づけられている。
傷官や食神が2つ以上=干合支局によって生じたものを含めて=命式中に現れると、この過傷官となる。それが更に3つ、4つとなると、いささか救い難いほどの状態にまで強く作用することがある。
過傷官の人には次の様な現象がある。
① 病身である。健康体でも時には手術などする。或いは突然の事故、怪我などの災難を受ける。
② 非常に感情家である。泣いたり、笑ったり、怒ったり、その時々の気分で急激に感情の変化がある。
③ 潔癖症である。部屋のかすかなホコリが気になり、一日中掃除をしている様な女性も居る。
④ 好き嫌いが激しく情熱家である。人見知りをする。期にくわないと相手かまわず礼儀もわきまえない事になる。しかし、気に入ると猫かわいがり。或いはゾッコン惚れ込んで夢中になる。
⑤ 理想家である。これが甚だしくなると妄想にふけりとりとめがなく分裂症的な性格となる。
⑥ 努力家である。思いつめると食事も忘れて夢中になる。時には利害打算を抜いて行動する。
⑦ 宗教的意識が強い。また、学問芸術にも高い関心を持つものである。
こうした長所や欠点が全部揃って現れる人もいるが、多くの人はその時々の外界の事象に反射して継続的に現れる。そして過傷官や仮傷官の人は、その欠点の為に人生をマイナスにする場合が多い。しかし、中にはその欠点をカバーして長所を活かし、人生をプラスに転向させる人もいる。
過傷官の者として、大変参考になりました。
ただ私の場合「過傷官の人の現象」の中で、3だけは当てはまりませんでしたが、
これは偏印が命式にあるからなのかもしれません(苦笑)
余談ではありますが、私は常々
・森田公一さんとトップギャランの「青春時代」、
・昔のジャニーズグループ・光GENJIの「ガラスの十代」
という歌は過傷官の人のイメージに合っていると思っております。
これからも、先生のブログ楽しみに拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。。
好きでたまらない男性も、時柱を確認してはいないものの、食神と傷官を一つずつ持つ過傷官です。ちなみに、天干に出ているのは食神のみです。
過傷官同士はうまくいかないのでしょうか?
お互いの自尊心が邪魔をしているせいか、逢っている時間も、幸福感と悲しさが連なるばかりです。
1982年1月6日18時55分 和歌山 女
1980年11月28日 不明時間生まれ 和歌山 男
です。
かれには、相談に乗ってもらったりしている反面、気ままぶりを発揮されて苦しんでいます。
関係をよくするには、どのようなことに気をつければいいでしょうか?
金局すると女性は食傷が増え、男性は官星が増えます。
金局するという事は縁はあるのですが、過傷官の命式で食傷が増えるのは困ります。
残念ながら、相性は良くないのですね。
彼を想うと、神経質になるのは私の中で食傷が強まるからなのですか…
彼も、2つある官星が私といることで増えてしまって大変ですね。
同じ要領で考えると、私の次の大運は乙巳ですから、同じ現象がおきますね。
これも、運命と想って我慢のときを乗り越え、印星の大運まで辛抱します。
彼の時柱に財星があると良いですね。