新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運の強弱

2008年10月23日 |  四柱推命(十二運…地支星)
(2)十二運の強さ
「十二運」はその強弱にによって、大きく4つのグループに大別することが出来ます。
① 旺相運…長生・冠帯・建禄・帝旺
② 荒れる運…沐浴(旺相運の一つだが、荒れるので)
③ 中庸運…胎・養
④ 衰運(弱運)…衰・病
⑤ 休囚運…死・墓・絶

 例えば、「傷官が休囚している」と言えば、「傷官死」「傷官墓」「傷官絶」の三つを総称しています。
また、「印綬が旺相している」と言った場合には、「印綬長生」「印綬冠帯」「印綬建禄」「印綬帝旺」などを総称して言っているのです。

 次に各十二運の基本的な意味をキーワード別に列挙しておきます。
そして、その後十二運を個別に説明したいと思います。

●十二運(地支星)の基本的な意味
①「胎」…甘え、すねをかじる・かじられる、養子運、依存性。
②「養」…人の面倒を見る、自分の城を作る、養子運、色情(男性)。
③「長生」…吉運、聡明、継承、長寿、温和発展、長者の風、素直で真っ直ぐ。
④「沐浴」…荒れる、不安定、好色、肉親の生死別、学芸。
⑤「冠帯」…智あり徳あり、地位名誉、人気、宗教性・倫理観、我が強い、上昇開運、石の冠を被る。
⑥「建禄」…強運、成財、独立、頭領運、才量あり、成熟、進取的、実行力。
⑦「帝旺」…最強、勝気、浪費、頭領運、強過ぎて凶、養子、極端、暴走、頂上、地位。
⑧「衰」…衰運、老人、消極的、控えめ、老成、猜疑心が強い、内向的、淡白、学者・技術者。
⑨「病」…衰運、神経質、潔癖、病気、敏感、芸能、医者、看護士、ボランティア、医薬。
⑩「死」…休囚運、淡白、一徹、せっかち、死喪。
⑪「墓」…休囚運、理財、蓄積、陰気な一面、墓守、宗教性、歴史、過去、葬祭。
⑫「絶」…休囚運、極盛転落、軽率、お人よし、短気、突然、消え去る、断絶、変動、突発的な出来事。
続く…新栄堂

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エネルギーの星・十二運(地... | トップ | 十二運の趨勢概観 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆう)
2018-03-10 16:47:43
長生は素直でまっすぐということですが、傷官や偏印についてもそうなりますか?
偏印は斜めからみるし傷官はプライドが高いし反抗精神旺盛なとこがあるから長生と逆の性質になりやすいのでは?と思いました。
返信する

コメントを投稿

四柱推命(十二運…地支星)」カテゴリの最新記事