新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

十二運で見る相性

2021年02月05日 |  四柱推命(十二運…地支星)
四柱推命は年柱・月柱・日柱・時柱の四つの柱で出来ています。
生れた時間が不明な場合は三柱推命とも言えます。
生れた時間の影響は強く(30%)、特に晩年期(65歳~死ぬまで)や子供運(部下運)、寿命等にも多くの影響を与えているとも言えます。
故に、子供運(特に男の子の跡継ぎ運)等を見る場合は、時柱にどの様な変通星や12運が出ているかは重要なポイントになると思います。
柱毎には…
年柱は外側ですので、社会に対する様相(表面的)
月柱は父母や目上の人に対する様相
日柱は自分と配偶者に対しての様相
時柱は子孫や部下に対する様相
当然、自分自身の本音を見る場合は、日柱が中心になると思います。

日干が自分で日支が配偶者ですので、日支にどの様な12運が出るかで配偶者に対する傾向性も変わってきます。
12運別の吉凶面
日支が…
・胎の場合は、配偶者に対して気を配るが、愚痴や不満も持つ傾向がある。
・養の場合は、配偶者の面倒見は良いが、時にはしつこくなる場合もある。
・長生の場合は、配偶者に対して優しが出るが、未熟な面が出ると上手くいかない。
・沐浴の場合は、配偶者にとって新鮮な魅力を持つが、異性を求めてトラブルを生じる場合もある。
・冠帯の場合は、配偶者に対して格好よく見せたい気持ちが出やすく、悪くするとぶりっ子となる場合もある。
・建禄の場合は、配偶者に対して現実的に対応し、夢やムード作りは上手くない。
・帝旺の場合は、配偶者をリードすののは良いが、時として我儘になる場合もある。
・衰の場合は、配偶者に対して無用な干渉はしないが、やや淡泊で冷たくなる場合もある。
・病の場合は、配偶者に気を使い、その為にイライラする場合も出て来る。
・死の場合は、配偶者に安らぎを与える場合もあるが、自分だけの世界に籠る場合もある。
・墓の場合は、配偶者を守るが、ケチになったり古い考えを守る場合もある。
・絶の場合は、配偶者にエッと思う様な刺激を与えるが、熱しやすく冷めやすい極端なところもある。
上記は、日柱の12運という部分的な観点での判断の一つです。
実際の判断は、命式全体を見ることが必要とされるのは言うまでも無い事ですが…

また、天干は無形ですので精神(心)を表し、地支(12支)は有形ですので肉体とも見ます。
故に、男女間で日支を主に時支を絡んで三局しますと、肉体的な面で引き合う傾向も出て来るかも知れません…。
例えば…男女間で日支を絡んで「亥卯未」・「寅午戌」・「巳酉丑」・「申子辰」等があれば、肉体的には引き合う縁が強いともみることが出来るかも知れません…。
男女の四柱で…
(男)    (女)
時 日    時 日
〇 〇    〇 〇  
申 辰    〇 子 ……男性の日時の十二支の「辰と申」、女性の日支の「子」とで、「申子辰」水局して引き合う傾向が強くなります。

この場合、水局して、五行の水が強くなりますが、その水が、互いの命式にとって「良い五行」になれば嬉しいですね…。(俗に言う あげまん?)
男女は心と体の両方が一つになって溶け合うことが重要で、肉体だけの関係は麻薬の様な一時的な刺激となり、後には虚しさが生じると思います。
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