旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◇ニューカレドニア 1日目

2008年03月29日 | ◇◆子連れ時代の旅

春休みの母子ダイビング旅行もこれで3回目。
今回の行き先は、過去に行ったところや候補に挙がったところと比較して、
 石垣島よりも高いけど暖かく、
 フィリピン(セブ島)よりも高いけど直行便があり(関空発着なので)、
 グアムよりも高いけど託児代がかからない、
・・・という理由でニューカレドニアを選びました。

メンバー:私、ぺこ(もうすぐ小2)、こぼーず(もうすぐ年中)
DS:ヌメアダイビング ホームページ (音、出ます)
              ホームページの中の1ページ
託児:なんと!乗船させてもらえるんです!!
宿泊:ル・サーフホテル (ベビーシッターサービスもあるようです)
交通:エアカラン
   ((株)エアーワールドで8日間のツアーを手配。大人も子供も同額のトリプルプラン。
    クレジットカード決済可。)
   ※検索しまくって、基本料金が9万円を切るツアーを探し当てました!
    他に、「タビックス ジャパン」、「(株)メルシージャパン (メルシーツアー) 」にも
    お手頃価格のツアーがありました。)

スケジュール:1日目 自宅→ヌメア、ヌメア泊
         2日目 ダイビング、ヌメア泊
         3日目 ヌメア泊
         4日目 ダイビング、ヌメア泊
         5日目 ダイビング、ヌメア泊
         6日目 ダイビング、ヌメア泊
         7日目 ヌメア観光
         8日目 ヌメア→自宅


~託児情報~
○DSの船に、同行のノンダイバーも乗船させてもらえます。(ホームページに記載あり。)
○詳細情報 
 8歳以上は乗船料がかかります
  ・午前中ダイブ、ナイトダイブ 3,000フラン(4500円)
  ・デイトリップ3ダイブ 5,000フラン(7500円)
  ・アメデ島トリップは何歳であっても、1人5,500フラン(8250円)
  ※ダイビング中は、必ずボート上に1人は大人がいます。

今回宿泊したル・サーフホテルにもベビーシッターサービスがあるようです。


~旅行前の情報収集~
母子だけでの海外旅行は今回2回目ですが、前回はリゾート内だけで食事もダイビングも済みましたが、今回はそうではありません。
なので下調べをしておきました。

ネットでの情報収集はこちら。

ニューカレドニア観光局  基本情報はバッチリですね!

AQUA 現地での、より具体的な(実用的な?)、かゆいところに手が届く的な情報満載です!

書籍類では、マリンダイビング4月号がニューカレドニア特集を載せていました。
他に約10年ぶりに地球の歩き方を購入(・・・これがオーストラリア編の半分のページ数もないのに値段がほとんど変わらないのも悲しかったりする)。
あとは、むかぁし買った4ヶ国語の会話集(英・仏・独・伊)で英語・フランス語対策を。(これは旅行中開くことはありませんでしたが・・・)



                             

【3月29日】
目指すは関空です!
暖かい日だったので、軽装(子供たちは長袖Tシャツに薄手のパーカー、私は半袖Tシャツにちょっと厚めの上着)でも大丈夫でした。

自宅を6時15分に出て、

路線バス
 

JR


と乗り継いで神戸の三宮駅へ。
ここでポートライナーとベイシャトルのセット券を買います。

(ポートライナーの駅への階段を上がるとすぐ左に売り場があります)

そして、ポートライナーでまずは神戸空港へ。


そこからベイシャトル(船)


・・・と乗り物フルコースでやっと関西空港に到着しました。


既にここで疲れも出てますが、我が家から関空へはこれが最短ルートです。
リムジンバスもありますが、時間がより正確なこのルートをいつも選んでいます。

団体カウンターでチケットを受け取った後、チェックインの手続き。
エアカラン(エアカレドニア、右側の3箇所)は人もまばらでしたが、隣のキャセイパシフィック(中央より左方向すべて)のカウンターはかなりの人が並んでいました。
荷物を預け入れる際、「ダイビング器材です(fragileの札つけてください)」と申し出るも、「全ての荷物を丁重に扱うので(札はない)」と言われました。
搭乗券に書かれた Bon voyage の文字を見て、フランス語圏へ行くんだと気分も上がります。

このあとは保安検査。こちらも比較的空いていました。
ペットボトルのお茶を持参してたら、「飲み物は全て没収」とのこと・・・ただ、例外的に「6歳までの子供用としてなら認められている」とのことで、こぼーず(4歳)用として事なきを得ました。

出国審査後に両替です。
なんと、関空にはパシフィックフランに両替できる銀行があるんです

泉州銀行 関西国際空港出張所


ヌメアの空港で両替しようかどうか迷ったのですが(レートが得なのはどちらなのか)、もし混んでいたら大変だし、長旅の疲れでボーっとして通り過ぎてしまったら怖いし、日本で替えていくことにしました。
ここでの取り扱いは1000パシフィックフラン(以下、CFP)と5000CFPのみです。
今日のレートは1.51円でした。(この旅行記では1.5円で換算して円表示します)

こちらの銀行は手数料込みです。

先に申込書のようなものに記入して日本円を預け、番号札をもらって外貨を受け取る・・・という流れですが、ちょうど私の後から行列ができ始めました。
出発の時間に間に合わなくて列の途中でキャンセルする日本人や外国人が続出でした。



ちなみに、レートはこちらが参考になります。 今日のレート

また、簡単に計算するなら Yahoo!ファイナンス が便利ですが、パシフィックフランは載ってませんでした
パシフィックフランはユーロと固定レート(1ユーロ =119.33CFP)なので、ユーロで計算して地道に計算すれば計算できますね・・・

DSではクレジットカード使用可(手数料なし)です。最終日にまとめて精算することもできます。
現金とカードの併用もできるので、終盤になってパシフィックフランがあまりそうな分だけ現金で支払うなど、“調整”することもできます。
(実際、かなりのお店でクレジットカードが使えました。日本円での支払いができるお店もあります)

この飛行機に乗ります。



係の人に声をかけられ、「お子さんがいるので優先搭乗できます」と言われました。
今回、園児~小学校低学年の子の姿もチラホラ。(やっぱり春休み?)

飛行機の入り口で乗務員さんが子供におもちゃを配っていました。
ここでごきげんな子供達・・・

塗り絵と、トランプと、マスをずらして絵柄を合わせるおもちゃです。

定刻通り、11:50に出発しました。
パーソナル画面で早速遊ぶぺこ・・・


こぼーずはすぐに眠ってしまいました。
外国人の乗務員さんが、「あちらに寝かせてあげて~(英語?仏語?)」と、空いていた窓側の2列席に寝かせてくれました。
(日本人の客室乗務員も2、3人いらしゃいました)


間もなくチャイルドミールが配られましたが、こぼーずの分は後にお願いしました。

(鶏のから揚げとチキンライスがおいしかったです!)

このあと入国カードが配られました。3人分書くのってけっこう大変です。

そして大人の食事です。
「牛肉炒め、グルメソース」又は「バターフィッシュの薄切り、甘酸クリームソース添え」でした。(写真は魚料理)

フランスパンは機内で温めていました。おかわり可能でした。

飛行時間はたっぷり9時間・・・
途中で照明も消え、眠ったりゲームをしたり気の向くままに・・・
映画は最新作も何本かありましたが、日本語吹き替えのあった「グッドウィルハンティング」を観賞。(子供向けの映画もあります)

↑の左にある“出っ張り”はコート掛けだそうです。

フライトも後半にさしかかり、どこからともなくカップヌードルの匂いがただよってきました。
近くの乗客がカップヌードルを持って席に戻り、食べている姿を見ました。
早速私も後方のギャレーへいただきに・・・
一ついただいて3人で食べましたが、こぼーずがもっと食べたいと言うのでもう一つもらいに行きました。
が、「もうないよ~」のジェスチャー。
どうやら数に限りがあるようです。

21:20(現地時間)頃に軽食が出ました。これは大人も子供も同じでした。



着陸態勢に入る頃、耳が詰まる感じがしました。
ちょうどこのタイミングで飴が配られました。
籠に入った飴はカラフルで、いかにも外国という感じがします。

22:35、ヌメアのトントゥータ国際空港に到着しました。
飛行機を降りると、暑いっ


入国審査の長い列ができていました。


ここで「Family priority」と言われ、子供連れが優先窓口に案内されました。
・・・がっ、この列の進みが遅いこと・・・(意味ない・・・)

空港内は空調はきいておらず、蚊が飛んでいました。
前に並んでいた女の子は半ズボンで、既に数箇所の虫刺されの跡が・・・

入国審査は問題なかったのですが、税関で私は「カップラーメン」を申告しました。
没収も覚悟したけど、「Just noodle?」「Just noodle!」で難なくクリア。

おーっと、ここで外に出てしまいました・・・
両替のことなんてすっかり忘れてたから、日本でやっておいて大正解。
(レートだけでも、チェックして比較したかったんですがそれさえも忘れてた・・・

空港を出て右手に進みます。

すぐにちょっとした書庫(?)が目に入ります。(写真の矢印)
ここで現地の日本語フリーペーパー、PICNICをいただいていきました。
     
生の情報満載で、役に立ちます。(ここ以外にも、ホテルやお店、街角に置いてあります)

現地旅行会社、サウスパシフィックツアーズのカウンターで説明書類、ホテルのキーなどを受け取ります。
帰りのフライトのリコンファームは、こちらの会社が手続きしてくれます。

ホテル行きのバスに荷物を置いてから、もう一度空港へ戻ってトイレだけ済ませました。(ホテルまで約1時間、途中でのトイレ休憩はナシです。)
バスが空港を出発したのは23:20頃でした。
夜なので何も見えず・・・係りの方の説明を聞いているうちに・・・

バスはヌメアの市街を通り、アンスバタへ。
2軒のホテルを回ったあと、私たちが泊まるル・サーフホテルに着きました。(0:15頃)

最初に目に入ったのは、カジノの派手な看板・・・


外観はこんな感じです。(以下、翌日以降に撮影した写真も含みます)


日本語で「ようこそ」と書かれています。

これ以外にも、アンスバタでは日本語の表示をあちこちで見かけました。

ロビーの様子。(ロビー、フロントは2階です)
フロントでは英語も通じます。(時々「さようなら」などの日本語も・・・)


ルームキーは既に手元にあるので、部屋まで移動します。

室内の様子。ドアを入ってすぐのところから撮影しています。

ドアを開けると、いきなりエキストラベッドです。
トリプルプランは、ツイン+エキストラベッドで、ちょっと窮屈でした。



テレビはいくつかチャンネルがあり、うち一つではアニメをひたすら放送し続けていました。(ディズニーとか、トムとジェリーとか)


湯沸しポットもありました。
ヌメアでは水道水は安心して飲めるそうです。
コーヒー(ノンカフェインのもあり)、紅茶、緑茶、砂糖、クリームが毎日補充されました。

この下には冷蔵庫(空)があります。2ℓペットボトルも余裕で入ります。

洗面台。
左にはドライヤー、右にはティッシュがあります。
     

洗面台のところにコンセントがあります。
下記の2タイプあり、右側の方はインドネシア(メナド)で購入した変換プラグがバッチリ使えました。(ホッ)


バスとトイレ。

浴槽内は大変滑りやすいです。
シャワーは固定でした。
水とお湯の蛇口が別々で、温度調節に苦労しました。

アメニティは、固形石鹸、シャンプー、ボディーソープ、タオル(バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル各3枚ずつ)です。
歯ブラシはありませんでした(飛行機の中でイヤホンの入った袋が配られますが、この中に歯ブラシ、アイマスク、耳栓なども入っているのでとっておくといいかも

ビーチ用バスタオルはフロントで貸してもらえます
借りるときに部屋番号を聞かれます。
当日でなくても滞在中には必ず返却しないと補償金が発生するようなことをサウスパシフィックツアーズのスタッフに言われました。
私は何度かフロントで借りましたが、ビーチにも(ホテル外へも)持っていっていいと聞いていましたが、対応するスタッフによっては「ノー ビーチ、プール オンリー」などと言われることもあります。

入り口横のクローゼットです。収納空間はじゅうぶんありました。
  
金庫にはパスポートを入れておきました。
(金庫の使用は無料です。暗証番号を自分で設定します。)

ホテルにはコインランドリーもあります。
 
これがかなり高額・・・なんと1回分の洗剤・洗濯・乾燥で1000CFP(1500円)です・・・。


ホテル内のお店、SURF BOUTIQUE。
営業時間は8:30~11:30、17:00~19:00です。


フロント横のインターネットコーナー。

15分500CFP(750円)です。

ロビーにあるコーヒーメーカー。1杯100CFP・150円(か200CFP・300円のどちらかでした、忘れました)をフロントに支払います。


1階にあるこの一角は・・・子供向け?謎です・・・。

シャワー、明日の準備などをして寝たのは1:30をまわっていました。

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