質問いただきました。妊娠後期のかたで、「切れ痔」で困っておられます。月に2回くらい便の「出始めが硬い」時に切れるとのこと。肛門科では「狭窄になっていない」と軟膏を処方されたとのこと。婦人科でも軟膏を処方されています。肛門科にいくべきか、婦人科でこのままかと悩んでおられます。
確かに妊娠中の手術は避けるべきでしょう。妊娠中でも、嵌頓や、出血、膿瘍などの場合は緊急手術になることがありますが、裂肛で緊急手術は考えにくいです。主体は軟膏治療になるかと思います。軟膏はボラザなどの妊娠中でも安心な痛み止めである局所麻酔の成分、つまりリドカインの入ったものが有効でしょう。もう一つ、排便コントロールは大切です。ほんの少々便を柔らかくするだけでも楽になることがあります。下剤ではなく、マグネシウム製剤などの、便を柔らかくするもので調整するのも有効な治療です。ご参考になれば。
お知らせです。当院初診の方はかならずお薬手帳と最近の検診結果をご持参くださいね。状況により当日の処置も可能な場合があります。お薬手帳を薬局ごとにお持ちになっていると、医薬分業の利点は全くありません。1冊にまとめましょう。当院では微妙な使い分けの軟膏などが多いため、院内処方としています。ですから他院からの処方を全て把握しています。必ずお薬手帳をお持ちください。そのかわり、院外処方の場合と比べて、自己負担分は少ないと思います。
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
確かに妊娠中の手術は避けるべきでしょう。妊娠中でも、嵌頓や、出血、膿瘍などの場合は緊急手術になることがありますが、裂肛で緊急手術は考えにくいです。主体は軟膏治療になるかと思います。軟膏はボラザなどの妊娠中でも安心な痛み止めである局所麻酔の成分、つまりリドカインの入ったものが有効でしょう。もう一つ、排便コントロールは大切です。ほんの少々便を柔らかくするだけでも楽になることがあります。下剤ではなく、マグネシウム製剤などの、便を柔らかくするもので調整するのも有効な治療です。ご参考になれば。
お知らせです。当院初診の方はかならずお薬手帳と最近の検診結果をご持参くださいね。状況により当日の処置も可能な場合があります。お薬手帳を薬局ごとにお持ちになっていると、医薬分業の利点は全くありません。1冊にまとめましょう。当院では微妙な使い分けの軟膏などが多いため、院内処方としています。ですから他院からの処方を全て把握しています。必ずお薬手帳をお持ちください。そのかわり、院外処方の場合と比べて、自己負担分は少ないと思います。
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