2日続きの学会のお話です。2016年10月16日(日)は兵庫県医師会館で開催された第69回兵庫県医師会医学会で発表しました。タイトルは「大黄・センナ含有医薬品のセンノシドA・B定量による刺激性成分の評価」です。漢方で使われる刺激性下剤の成分、大黄(ダイオウ)は体内でセンナ製剤と同じく有効成分センノシドA・Bとなり瀉下効果を発揮します。しかし「添付文書」や「インタビューフォーム」という情報開示にて、センノシドA・Bとしての定量がなされていません。そこで、漢方薬学の専門家にお願いして測定をしてみました。その結果を発表したのです。結果も評判でしたが、意外なことに「大黄もセンナもほぼ同じものとして体内で働いている」ことが知られていないことがわかりました。このあたりもドクターたちに強調する必要がありますね。東洋で使われた「大黄」と西洋で使われた「センナ」。見た目はまったく別の植物ですが、まったく同じ成分を洋の東西で使っていたことに、なんだか単純に感動しますね。人間ってすごいぞ、ってね。写真(上)はモミジバダイオウ(小太郎漢方製薬websiteより)、写真(下)はチンネベリーセンナ(東京生薬協会のwebsiteより)です。まったく別の植物ですよね!
この日は姫路で一緒に便秘の最良の治療について検討を加えている山田クリニックの山田先生も私の次に発表しました。私も大腸通過時間の測定、判定について協力しました。私も山田先生も発表は卒なく終わり、その後真昼間から三宮で祝杯をあげたことでした。(これが目的じゃないですよ!)
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
この日は姫路で一緒に便秘の最良の治療について検討を加えている山田クリニックの山田先生も私の次に発表しました。私も大腸通過時間の測定、判定について協力しました。私も山田先生も発表は卒なく終わり、その後真昼間から三宮で祝杯をあげたことでした。(これが目的じゃないですよ!)
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