5月30日は、私の大腸肛門科についてのホームベースである、倉敷市のチクバ外科・胃腸科・肛門科病院で、手術と内視鏡検査をしてきました。チクバ外科は、全国に10か所ほどある「スーパー肛門科病院」の一つで、年間1000例以上の肛門手術があり、指導体制の整っている病院の一つです。岡山県で最も多く大腸肛門病専門医が集まり、岡山県で最も多く直腸癌を発見(癌登録による)している病院です。私もこの5年以上ここで手術・内視鏡を行い、常に肛門科治療の最先端を維持するよう、技術と情報の更新をしています。姫路の当院からもすでに紹介受診、手術された方もあり、今後も強い連携を取って行きます。入院治療が必要な場合も少数ですが、あります。その場合、日程を合わせて私が手術することもできますので、入院が必要な重症の方でも対応できます。まずはご相談くださいね。
5月8日の開業から16日間の診療でした。最初の月ながら手術数5例、大腸内視鏡検査10例をさせていただきました。術後経過も良好で一安心しています。来週も予定手術が既に2例入っていますが、業務上まだまだ余裕があります。内視鏡検査では下剤の飲み方などに工夫をこらしています。これまでの検査の際の様子をお伝え頂ければ、何種類かの方法から一番適した下剤の飲み方を選ぶことが出来ます。
HP、ブログを良く見て受診されるかたも多く、とてもうれしく思っています。特にこのブログで「予習」して来られた場合は、初対面にも関わらず、お互い打ち解けた雰囲気の中で診療がスムーズに進みます。やはり情報は多い方が良い、ということをあらためて認識しました。
HP、ブログを良く見て受診されるかたも多く、とてもうれしく思っています。特にこのブログで「予習」して来られた場合は、初対面にも関わらず、お互い打ち解けた雰囲気の中で診療がスムーズに進みます。やはり情報は多い方が良い、ということをあらためて認識しました。
デメリットとしては、自己負担が高額になることです。保険診療でも全額払う場合は3割負担の方は3.3倍を払うことになります(これで、医療機関側からすると保険診療の場合と同じ収入となります)。さらに、保険の枠外の内容については、別に負担が生じますので、大体3割負担の場合の5倍以上の自己負担になることが多いです。消費税もかかります。また、保険の枠外の治療薬については、国の「副作用に対する補償」は受けられません。全て医療機関と患者さんの個別の契約になります。また、通常の生命保険の給付では、保険診療の場合の自己負担分だけの場合が多いです。(最近は、自由診療をカバーする保険もあります。詳しくは保険会社にご相談ください)
ただし、当院でおこなう保険適用外治療は、世界的に広くおこなわれているものを採用しています。当院だけとか、「秘伝」などではありませんので、ご安心ください。それぞれの治療についての、評価、論文等についてはお尋ねください。
ただし、当院でおこなう保険適用外治療は、世界的に広くおこなわれているものを採用しています。当院だけとか、「秘伝」などではありませんので、ご安心ください。それぞれの治療についての、評価、論文等についてはお尋ねください。
自由診療のメリットとしては、保険者(会社、国・市町村)に知られずに治療ができることです。もちろん会社や市町村の担当者がその内容を漏らすことは犯罪ですが、情報漏洩についての心配は今に始まったことではありません。「小さな会社の保険では、肛門科にはいきにくい」とよく聞きます、会社の担当者に知られてしまうからです。最近では、生命保険に加入する際に何年も前の肛門科手術が問題にされることがあります。新規契約の際は法律に基づく自己申告が必要ですが、過去の手術、治療内容についての審査は厳しくなってきています。既に契約している生命保険なら、肛門科にかかった費用の請求さえしなければ、生命保険会社に知られることはありません。最大のメリットは、現在最良とされる治療(これは私と患者さんとの個別の契約に基づくものです)を、保険の枠にとらわれずに選択することができることです。もちろんかかった医療費は、通常どおり医療費控除を受けられます。歯科での自由診療を思い浮かべてください。
自由診療は高額で特別、保険診療は安いけれど中途半端、という「思い込み」が肛門科診療にはあると思います。私はそんなに単純なものではないと考えています。以前から肛門科領域の「保険のわく」が狭いため、保険適用外の治療をおこなう肛門科が多くあります。世界では標準の治療でも、日本では保険診療でできないことも多いのです。そのため、はじめから自由診療という医療機関もたくさんあります。
まずおおざっぱに自由診療のメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずおおざっぱに自由診療のメリット・デメリットを見ていきましょう。
ビル外壁の看板の工事中です。ついに当院の看板が付きます。お楽しみに。姫路市医師会HPと相互リンクしました。医師会の係の方、迅速な対応ありがとうございました。医師会HPの医療機関情報検索からも当院HPへジャンプできます。
みなさんが保険証を持参して「保険診療」を受ける場合、医療機関は医療費総額の一部(3割~1割)を皆さんから頂き、残り(7割~9割)をみなさんの保険者(社会保険なら会社の健康保険組合など、国民健康保険なら国、市町村)から頂いています。医療をおこなうのは医療機関ですが、お金の流れの大半は保険者と医療機関の契約に基づいています。従って医療の内容、つまり「保険診療の範囲」については、厳密に決められています。さらに現在の日本では、混合診療が事実上禁止されており、保険の範囲外の診療が含まれる場合全額自費診療となることが決められています。当院では、厳密に法律を遵守するために、混合診療は一切おこないません。(保険診療の日に検査食代などの実費を頂く場合は混合診療ではありません。保険と保険外の2枚の領収証を発行して、その区別は厳密におこなっていますのでご確認くださいね。)
本ブログのアクセス数30000件突破しました。昨日5月21日中に越えました。ブログを応援していただいている方々に感謝します。姫路地区の方、リビング姫路見ていただけました?写真のぽのくんも登場してます。
リビング姫路に当院の記事が載ります。5月23日号です。21日から23日の間に配布されますので、ごらんくださいね。取材の時のお話しを少々。記事のテーマは「女性目線の病院えらび」、まさに当院のための特集?というタイミングです。記者さんを前にして、当院の女性のための工夫(「女性の思いに応えたい」またそれに対する答え(1)、(2)を参照)について、一生懸命語ってしまいました。もちろん全部は記事にはなりませんが、ゲラ刷りを見る限りかなりいい感じの記事になっています。是非ご覧下さい。またプロカメラマンもみえてすっごく良いカメラ(カメラもレンズもチェックしちゃいました)で、バシャバシャバシャバシャと連写されました。うちのスタッフがいいタイミングで笑わせるので、これまでにない?笑顔で写り、記者さんもカメラマンさんもスタッフも「これで決まり!』となりました。ぽの(pono)くんも写ってますので、よろしく。
お知らせです。本日、5月20日は姫路市医師会にて新規開業医院への説明会に出席するため、午後の診療開始を午後4時30分とします。不便をおかけしますがよろしくお願いします。